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牡丹の花言葉と名前の由来!英語では?寒牡丹との違いは?

牡丹 花言葉

牡丹の花言葉と名前の由来!英語では?寒牡丹との違いは?昔から中国で「花の王」と称された
牡丹の名前の由来や花言葉をご存じですか?

 

薬用として利用されたり、美しい大輪の花
を咲かせることから、最も愛される植物の
1つとされています。

 

その姿は 芍薬にも似ていますが、大きな違い
は、牡丹は落葉小低木なので「木に咲く花」
という点です。

 

そこで今回は、牡丹の花言葉や名前の由来
についてご紹介したいと思います。

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目次

牡丹の名前の由来は?

牡丹は元々 中国原産の花で、名前の由来は
漢語の牡丹をそのまま音読みして「ボタン」
と名付けられました。

 

明の李時珍著 「本草綱目」に、牡丹の花名
に関する最古の記述があります。

 

牡丹は結実もするが、
根からも映え、繁殖機能があるので 「牡」
古代品種は赤が多かったので赤を表す 「丹」

として、これを合わせたとされています。

 

もっと簡単に説明すると・・・

「牡」という字は「雄」を意味し、雄しべや
雌しべが花弁となり、種子を作り繁殖する
ことに由来します。

 

一方、「丹」は赤色を表す字で、様々な色
の花がありますが、元々は が基本の花と
いう意味です。

 

昔は「牡」を漢音で「ボウ」と発音していた
ため、 「ボウタン」と呼ばれる時代がありま
したが、後に「ボタン」へと変化しました。

 

 

牡丹の花言葉と由来は?

大輪の花を咲かせる牡丹の 花言葉は、

「壮麗」「王者の風格」「風貴」「高貴」
「恥じらい」「人見知り」「誠実」

といったものがあります。

気品を感じさせる言葉が多いですね。

 

「王者の風格」は、「花の王」と呼ばれ、
以前、中国で国花とされていたことに由来
します。

 

また、 「牡丹は花の富貴なる者なり」という
古人の言葉が残っており、そこから「富貴」
という意味付けもされています。

 

西洋での花言葉もあり、英語では、

「bashfulness(恥じらい、はにかみ)」
「compassion(思いやり)」

などがあります。

 

「恥じらい」「人見知り」などは
西洋のものから来ているようですね。

 

「高貴」などとはまた別のイメージの
言葉があるのは、由来の違いが影響
しているようです。
 
芍薬の花言葉と由来・ギリシャ神話の悲話も!
 

 

牡丹の特徴と寒牡丹との違いは?

牡丹は ボタン科ボタン属の落葉性の低木で、
ボタン属を総称する場合もあります。

 

分枝しながら横に広がり成長して行き、
新しい枝をどんどん伸ばして、その頂点に
どっしり重厚な大輪の花を咲かせます。

 

もっとも成長する時期は4月で、晩春から
初夏にかけて開花します。

 

ところで、 「寒牡丹」 「冬牡丹」という
言葉を聞いたことはありませんか?

 

特別な管理をすると、秋の終わりから冬
に花を咲かせることができるのです。

 

春と秋に咲く二季咲きの変種を「寒牡丹」
と呼び、秋を重視して春の蕾は摘み取って
しまうそうです。

 

冬牡丹はハウスなどで人工的に暖かい環境
を作って調整されたもので、1月頃に花を
付けるものです。

 

春のお彼岸に食べる 「ぼた餅」の名前の
由来にもなっている牡丹。

 

別名として、 「富貴花」「花王」「花神」
「深見草」「天香国色」「忘れ草」
など
多数存在し、多くの人に愛され続ける花
ですね。

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