桃の栄養成分・効能・カロリー!妊婦さんや糖尿病予防に!
手に入るようになりましたね。
しかし、中にはやっぱりその季節でないと
食べられないものもあります。
そのひとつに 桃が挙げられます。
桃は一番好きな果物に挙げる人も多い、人気の
果物ですが、栄養や効能などが気になりますね。
そこで今回は、桃の栄養成分や効能、カロリー
にスポットを当ててご紹介します!
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目次
桃の栄養成分とカロリーは?
まず、桃にはどのような栄養成分が含まれて
いるのでしょうか。
桃には食物繊維の ペクチン、そして鉄分や
マグネシウム、カリウムなどの ミネラル類、
クエン酸などが豊富に含まれています。
さらにカテキンも含まれています。
カテキンといえばお茶のイメージですが、
果物にも含まれているのです。
水分が多いので食物繊維が多いというのは
少し意外ではないでしょうか?
桃は夏の果物であり、水分も多いため体が冷え
そうなイメージがありますが、食物繊維、鉄分
など 女性に嬉しい成分が多く含まれています。
カロリーは生の状態で可食部100gが約40kcalです。
りんごは100gあたり54kcal、みかんは100gあたり
46kcalなので、果物の中でもカロリーは低い方に
なります。
ダイエット中の方でも安心して食べられますが、
くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
桃の主な効能は?妊婦さんにも良い?
続いて効能や効果について見ていきましょう。
先ほど挙げた通り、食物繊維が豊富ですので、
毎日食べれば腸内を程よく刺激して、 便秘解消
を促す働きがあります。
鉄分やマグネシウムは血行を良くする効果や貧血
予防にも繋がります。
カリウムは余分なナトリウム(塩分)を体外に
排出させる効果があるため、高血圧の人には
欠かせない成分となります。
夏場に食べるスイカやメロンなどは、体を冷やす
効果がありますが、桃の場合は血液循環が良くなり、
冷え性の改善にも繋がります。
また、カテキンはフラボノイドの一種で、 老化防止
や ガン予防に役立つと言われています。
さらに、桃の実には鎮痛効果や、魚で食あたりを
起こしたときの解毒効果もあります。
これは殺菌作用が強いと言われているカテキンや
クエン酸を含んでいることが関係しています。
桃は、単に人気のある美味しい果物というだけでなく、
私たちの体にとって嬉しい効能が沢山ありますね。
中国では昔から「長寿の実」などと呼ばれ、珍重
されていたそうで、当時からその効能が注目され
ていたようです。
ただし、解毒などの薬効は 皮の部分の方に
多く含まれています。
身と皮だけでなく、桃の葉にも有難い成分が
含まれ、そのエキスの入った化粧品も販売されて
いますね。
桃の葉そのものを採ってきて、入浴剤にする
こともできますよ。
桃は、 妊婦さんが食べても特に問題はありません。
ストレスに弱い方はとくに桃を食べることを推奨
されていますので、適度にいただくのは良いこと
ですね。
特に妊娠糖尿病の予防に繋がるため、毎日少しずつ
いただくと母子ともに順調に出産を迎えられそうです。
利尿作用のあるカリウムを含むため、むくみの改善
にも効果ありです。
桃の効能・糖尿病予防に繋がる?
桃には、 インスリンの働きを良くする成分が含まれ
ているということが近年わかったそうです。
膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌される
インスリンは、食べ物をエネルギーとして利用する
上で、大切な役割を果たしています。
糖尿病になると、このインスリンがうまく生成され
なくなったり、生成されても正常に働かなかったり
する糖代謝の異常が起こります。
桃がその働きをサポートしてくれるようですね。
ですから、糖尿病の予防効果があると推測されて
いますが、これで病気が治るというわけではあり
ません。
現在では、糖尿病を治すための薬の開発が進んで
いるようで、新薬の登場を心待ちにしている方も
多いと言われています。
それでも、桃は果物の中でもカロリーは低いため、
糖尿病の方でも適度にいただくこともできますね。
血液検査等で 「境界型」と診断された方にも
ぜひおすすめしたい果物です。
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