カメムシの産卵・孵化・主な活動時期!北海道ではいつ?

洗濯物がしっかり乾いてくれる時期、
夕方に取り込むと何やらくさい臭いが漂う…。
そう、犯人は カメムシです。
玄関の掃き掃除をしていると
何やら地面にコロコロと虫の死骸が…。
そう、これもまたカメムシ。
毎年、大量発生して、農作物を荒らしたり、
その悪臭で私達を悩ませるこの虫の生態とは?
そこで今回は、カメムシの産卵・孵化の時期
や主な活動時期についてご紹介します!
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目次
カメムシの産卵と孵化の時期は?
カメムシの繁殖期は4~5月頃といわれています。
5月を過ぎ6月の梅雨時期になると、メスは植物
の 葉っぱの裏などに20~30個の卵を植え付けます。
種類によっては、自らの甲羅を盾にするように
卵の上に覆いかぶさって、アリなどの外敵から
守り続けるものも多く見受けられます。
中には孵化した後の幼体までも守るカメムシの
種類もあり、意外と 子煩悩な昆虫なのですね。
通常、植え付けられたカメムシの卵は、早ければ
夏前の時期には孵化し始めます。
カメムシには芋虫やサナギの時期がありません。
そして、生まれたての場合、まるでテントウムシ
のような容姿をしていて、意外と可愛かったり
するのです。
カメムシの主な活動時期は?
カメムシの幼体はしばらくの間、寄生している
植物の汁などを栄養として取り入れながら、
成長していきます。
そして、成虫になるまで何度も脱皮を繰り返し、
後に活動時期を迎えます。
夏~秋にかけて、成虫になったカメムシは
やっと独り立ちするべく、単体行動に出始めます。
単独で行動しますが、夜のコンビ二の明かりなど
に大量に集まって来る迷惑な団体客となります。
冬が目前に迫ってくると、越冬の準備のために
樹木の隙間や石の下、家屋の陰などで寒さを
凌いでいます。
私たちの住まいにも侵入してきて、あの悪臭を
放つのですから、農作物の被害は差し引いても
害虫扱いは払拭できません。
無事越冬できたカメムシは、また春を迎えると
繁殖期に交尾をし、卵を植え付けた後、その
一生を閉じます。
ということで、寿命は約1年といったところです。
冬の時期を除き、カメムシ達は命を全うするまで
活発に活動しているようです。
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カメムシの活動時期・北海道では?
カメムシは世界で約2万種、日本だけでも800種
あまりの種類が生息していると言われています。
その活動範囲は北から南まで、どこにでも
生息しているのです。
そんな全国展開しているカメムシの中でも
北海道に生息しているものは、道民の頭を
悩ませるひとつの種となっています。
基本的な活動時期は、暑い夏場から涼しく
なった秋なのですが・・・
越冬を迎える頃になると、極寒を避けるために、
暖かい家屋の中にまで侵入してくることが多々
あるとか。
家の中に悪臭を放つカメムシがそこかしこに…
なんてこともあるようです。
全国展開していますので、どこにも出現する
忍者虫なのですが、北海道はかなり多めだとか。
北海道にはゴキブリがいないと良く聞きますが、
そのかわりの害虫が大量発生することもある
ようですね。
どちらも家の中で見かけるのは嫌なものですね。
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