メロンで喉にイガイガ・かゆみ・痛みが出るのはアレルギー?
メロン。
上品で濃厚な甘みの強い口の中でとろけるような、あの食感も
たまりませんよね!
でも、美味しいメロンを頬張っていると
口の中や喉になんだか違和感が…。
唇から口の中までムズムズしたり、喉の奥の
方がイガイガすることがありますよね。
ひどい場合は喉に強いかゆみが出たり、
痛みを感じたりすることも…。
これって、いわゆる アレルギーなのでしょうか?
そこで今回は、メロンを食べた時に感じる
喉のイガイガ・かゆみ・痛みの原因などに
ついてご紹介します!
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目次
メロンを食べると喉がイガイガする原因は?
メロンを食べると、少なからず唇や口腔、喉
などに症状が出ることがありますよね。
それは痒みだったり、イガイガとした
不快感だったり…。
もちろん個人差があるかと思います。
これらの症状が起こる原因の1つとして
「タンパク質分解酵素」が挙げられます。
実はメロンには「ククミシン」という
タンパク質分解酵素が多く含まれており、
どうやら影響を与えているようです。
このククミシンが唇や口腔・喉の表皮を
分解する為、私たちは刺激を感じるのです。
とくに口の中の粘膜が弱かったりすると、
余計に感じる人が多いとされています。
しかし、ククミシンによる症状は、約15分程度
で治まると言われています。
食べるのを我慢するか、15分のイガイガや痒み
を代償に美味しいメロンをいただくか…。
いつも喉の症状が現れて不快感のある人は、
究極の選択を迫られることになりますね。
注意しなければいけないのは、1時間以上
経っても、なかなか症状が治まらない場合…。
もうひとつの原因が当てはまる可能性が
あるのです。
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喉の痛みやかゆみが強い場合は口腔アレルギー症候群かも?
喉のイガイガとした不快感だけでなく、なかなか
かゆみが治まらなかったり、チクチクピリピリ
とした 痛みも感じる。
こういった症状が長時間続いてしまう場合、
当然、アレルギーが疑われます。
その名も 「口腔アレルギー症候群」。
最近よく話題になっている食物アレルギー
の一種で、その原因として1つの有力な
説が浮上しています。
それは、 「花粉症」を発症している人に
よく見られるというものです。
花粉症の人は口腔アレルギーの合併症を
引き起こすことがあるようです。
特にメロンだけでなく、バナナやパイナップル
キウイフルールなどの果物などは、アレルギー
を起こす仕組みがスギ花粉などと似ていると
言われています。
もちろん個人差が大きいので、喉の症状を
他人と比較することはできません。
重症であれば、アナフィラキシーショック
を起こし、命の危険にさらされることも
無いとも言い切れないのです。
ですから、もしメロンなどを食べて口の中や
喉の奥に何らかの異常が続くという場合、専門
機関で一度 血液検査を受けることが大切です。
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メロンを食べた後の喉の症状を治すには?
ククミシンの酵素パワーによる症状にせよ、
アレルギー反応によるものにせよ、どちら
にも共通して言えること…。
それは、「もし症状を早く治す方法がある
のであれば、知っておきたい!」ということ
ですよね。
そこで、少しでも緩和できる方法を
ご紹介しますね。
もちろんメロンを食べても喉のイガイガなど
が出ることは多くの人が経験していますので、
ひどいという場合に試してみて下さいね。
・原因物質を吐きだし、口の中をゆすぐ
体外へ排出することで、イガイガやかゆみ、
痛みなどをこれ以上悪化させないように
するためです。
・熱いお湯やお茶などを飲む
タンパク質の多くは、ある一定の高い温度で
変性しますので、それを利用して喉の不快感
を抑えます。
・抗ヒスタミン剤を服用する
原因がアレルギーの場合に効果的です。
抗ヒスタミン剤はアレルギー症状を抑制する
働きがあるため、薬が効いてくれば違和感も
落ち着きます。
これらはあくまでも対処法なので、人によって
は、効果が必ず期待できるとは限りません。
特にかゆみや痛みが強いと感じている方は、
早めに専門医に相談してみましょう。
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