夏のお中元を贈る時期!関東・関西の違い、東海や九州では?
礼儀正しいと見られています。
そして、その理由の1つに、贈り物の文化
が根付いていることが挙げられます。
夏のお中元や冬のお歳暮をはじめ、年賀状や
暑中見舞いなどを含めると、いろんな種類の
贈り物が日本では習慣化されています。
この習慣は外国人はもとより、今の日本の若い
世代にもよくわからない部分も多いですね。
そこで今回は、夏のお中元を贈る時期に
スポットを当ててご紹介したいと思います。
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目次
そもそもお中元を贈る意味は?
日本には、日頃お世話になっている人に
対して、 感謝の気持ちを込めて品を贈る
文化があり、それがお中元とお歳暮です。
贈る相手はあまり難しく考える必要は
ありません。
普段お世話になっている人、例えば、離れて
暮らしている両親や、恩師、会社の上司など
に贈ります。
金額については3,000円~5,000円が
中心価格帯であり、特別お世話になっている
方には5,000円~1万円という場合もあります。
ただし、受け手側に却って気を遣わせる結果
に繋がることもあるため、 あまり高額になり
過ぎると良くないと言われています。
お中元は一年の真ん中で日頃の感謝を表す
機会であり、お歳暮は一年の締めくくりの
意味で、年末の挨拶とお礼を示すものです。
したがって、一般的にはお歳暮の方が 金額が
高くなる傾向にありますが、その意味自体
が大きく異なることはありません。
お中元の時期・関東では?
では、お中元はいつ贈るのが良いでしょうか。
これについては、 地域によって微妙に
異なってきます。
といっても、最近では地方間の差異が
昔ほどうるさくありませんので、あくまで
目安として捉えるべきものです。
まず、お中元の 「中元」とは、中国では
7月15日を指します。
ちなみに、旧暦の7月15日を2015年に当て
はめると、8月28日になるようです。
現在の 関東におけるお中元シーズンは上記
とは異なり、一般に7月の初旬から中旬に
かけてになります。
日付で言うと7月1日~7月15日くらいと
いったところでしょうか。
しかし、現在では6月中に贈るという場合も
あるようで、少しルールからズレが生じて
来ているとも言われています。
お中元の時期・関西では?
一方、 関西ではそれよりも遅く、7月中旬頃
から8月のお盆前までとされています。
日付で言うと、7月15日~8月15日まで
くらいです。
ここで、関東と関西の違いについて、少し
触れておきます。
もともと関西では、中国から来た文化を
そのまま適用する傾向にあります。
そのため、旧暦をベースにした中元を忠実
に意識した日付となっています。
一方、関東は 新暦(現行暦)をベースにして
いるため、新暦の7月15日までとされ、お盆
なども月遅れ(8月)ではありません。
お中元とお歳暮の意味の違い!贈る時期とマナーは?
お中元の時期・東海は?
東海地方でのお中元の時期は、旧暦のお盆
と同じとされてきました。
そのため、旧盆の時期にかかる
7月15日~8月15日だったようです。
しかし、近年は関東の影響を受けて7月中旬
までに贈るのが一般的になってきているとも
言われています。
お中元の時期・九州は?
九州地方のお中元の時期は、他地域と比べ
最も遅い8月初旬から8月15日が一般的です。
期間も他地域と比べ短いですが、こちらも
旧暦がベースとなっているようです。
こうしてみると、関東地方が新暦を、
その他が旧暦をベースにした考え方が
あるようです。
ご紹介したように地域によって多少の差が
ありますが、8月15日を過ぎた場合は、 残暑
御見舞として贈るのが一般的です。
ただし、近年贈る時期が前倒しの傾向に
なりつつありますので、早めの準備に越した
ことはありません。
また、相手が礼節を重んじるような方であれば、
大安の日に届くように発送すると良いですね。
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