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赤ちゃんの哺乳瓶の消毒方法!なぜ必要?いつまで?怖い菌は?

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赤ちゃんの哺乳瓶の消毒方法!なぜ必要?いつまで?怖い菌は?生後間もない 赤ちゃんは、免疫グロブリン
(抗体タンパク質)が細菌から守ってくれ
ていることをご存じでしょうか?

 

ですが、生後3ヶ月までは免疫力は大幅に
低下し、回復力も弱い為、少量の細菌で
あっても大事に至る事があります。

 

そんな時期に毎日使う 哺乳瓶ですが、
しっかりと殺菌や消毒しておきたいですね。

 

そこで今回は、哺乳瓶の消毒方法の
豆知識をご紹介します!

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目次

赤ちゃんの哺乳瓶の消毒・なぜ必要なの?怖い菌は?

成人や生後間もない赤ちゃんの時の 免疫力
を100%とすると、生後1か月になる前に
一度30%位まで低下します。

 

こんなにも低下するので、バイ菌から身
を守る抵抗力はほとんど失われてしまう
という事です。

 

生後3ヶ月過ぎてから免疫力が少しずつ
付いていって、15か月経った頃には、
ようやく60%~70%まで回復します。

 

とはいえ、まだまだ抵抗力を気にしない
といけない数値ですね。

 

病気等に抵抗する免疫力が大人よりも
大幅に弱いため、赤ちゃんに使う哺乳瓶や
用具は、 消毒 殺菌をきちんとする必要が
あります。

 

哺乳瓶を扱う上で、気にしなければならない
病原菌がいくつかありますので、比較的多い
病症を少しお話しますね。

 

①食中毒
細菌やウイルスが繁殖して起こる食中毒は、
主に5月~8月によく発症し、常温で繁殖
する性質です。

 

原因菌は、病原大腸菌、サルモネラ属菌、
ボツリヌス菌、黄色ブドウ球菌など、
多種多様にあります。

ウイルスだと、ノロウイルス等が有名ですね。

 

食中毒を起こす原因菌は、細菌は75度以上、
ウイルスは85度以上の熱で1分以上加熱する
事で死滅します。

 

ただし、細菌やウイルスを持ち込まない、
繁殖させないことが一番大切です。

 

また、夏場はミルクを作って常温放置すると、
瞬く間に細菌が繁殖してしまいます。

それを赤ちゃんに飲ませることで、細菌性
食中毒に罹ってしまいます。

 

適度に煮沸消毒していたとしても、哺乳瓶
と乳首の接続部分にミルク等が残っていたら、
それだけでも菌が繁殖してしまうのです。

 

もし赤ちゃんが食中毒になってしまったら、
抵抗力が弱いので症状も重くなりがちです。

消毒・殺菌を徹底する必要があることは
明らかですね。

 

②口内炎
赤ちゃんが罹りやすい口内炎は、下記の通り
いくつか種類があります。

 

・鵞口瘡(がこうそう)
赤ちゃんの口腔内や股に、擦っても取れない
白いカスみたいなものが付着する症状で、
カンジダ菌が増殖して付着すると発症します。

 

・アフタ性口内炎
ピンク色をした腫れものの真ん中が白っぽい
タイプ。

栄養不足やストレス、免疫の不具合が主な原因。

 

・ヘルペス性口内炎
ヘルペスウイルスが原因で、生後7ヶ月から発症。

発熱、くちびるの腫れ、口内出血、口臭が
主な症状とされています。

 

まだまだ一部で他にもあるようです。

 

新生児の口内炎は、痛みや腫れがあると
食物摂取が難しい時もあるので、水分補給
に注意してください。

 

少しでも気になったら、病院を受診する
必要があるでしょう。

 

※口腔ケアも必要!
歯が生えてないのになぜ?と思うかもしれま
せんが、赤ちゃんの歯は既に母親のお腹の中
で作られています。

 

幼いうちから虫歯や歯周病にならない為にも、
歯が生えてないうちから、親が口の中を触る
ことにならしておく必要があります。

 

歯が生えてない時は、優しく声掛けをしながら、
水にぬらしたガーゼで、口周りや口の中を
拭いてあげましょう。

 

口腔ケアを行なっていくことで、口の中を
清潔に保つ事ができ、また哺乳瓶の消毒・
殺菌効果も高まるのです。

 

以上のことから、赤ちゃんが使う哺乳瓶や
授乳用品の消毒や殺菌は非常に重要です。

 

また、赤ちゃん自身を清潔に保つことが
大切だという事もおわかりいただけたか
と思います。

 

親自身が気をつけたり、手をかけなければ
ならない事も多いですね。
 
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赤ちゃんの哺乳瓶の消毒・いつまで必要なの?

実は、 哺乳瓶の消毒はいつまで必要なのか?
という定義は決まっていません。

 

何で?と思われるかも知れませんが、
赤ちゃんの育ち具合によるとしか言えない
からです。

 

具体的に示すのであれば、赤ちゃんが口に
物を入れたり出したりする行為をし始める
頃まで、となるでしょう。

 

もしくは免疫力が上がり始めてくる生後
6ヶ月
位までは必要です。

 

生後3ヶ月でしなくなったという方も
いらっしゃいますし、離乳食が始まる前
(生後6か月)までされた方も…。

 

1歳になるまで哺乳瓶の消毒を続けた
という方もいらっしゃいます。

 

やはり免疫力が大人よりも弱いですし、
赤ちゃんの為にも、哺乳瓶を使わなくなる
まではされるという意見も多いです。

 

赤ちゃんにとって一番良いと思われる
時期までされるのが良いかと思います。
 
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赤ちゃんの哺乳瓶の消毒・おすすめの方法は?

赤ちゃんにミルクを与えた後の哺乳瓶は、
まずは 洗剤を使って洗いましょう。

 

最近では、赤ちゃん用の用具の
洗浄専用洗剤も売っていますよね。

ドラッグストアなどで売っていますので、
ぜひ活用したいですね。

 

そして、哺乳瓶の消毒方法は、 「煮沸」
「電子レンジを使う」「消毒液を使う」

の3種類があります。

 

・煮沸
綺麗な鍋にお湯をたっぷりと沸かして、
沸騰したら、乳首と哺乳瓶を入れます。

この時に哺乳瓶に空気が入らないよう
にして下さい。

 

乳首は3分程度、哺乳瓶は10分程度
したら取り出します。

 

取り出す時には、哺乳瓶用のハサミ
(専用トングの様な物)や煮沸消毒
した菜箸などで取り出して、専用の
ケースで保存して下さい。

 

メリットは、手軽で簡単に出来る方法で、
熱湯で消毒ということで安心感が得られ
ます。

 

また、デメリットは火傷などに注意しな
ければならない、お湯を沸かすのが手間
になる、といったところでしょうか。

 

・電子レンジを使う
電子レンジ消毒専用の容器に哺乳瓶と水を
入れ、取扱説明書に記載されているワット・
時間通りにチンします。

 

チン!と鳴ったら取り出して、水を捨てて
そのまま使うまで保管しておきます。

 

メリットは、簡単にできる上にそのまま保管
が可能なため衛生的で、短時間でできるので
目を離していても問題無しという点です。

 

デメリットは、電子レンジ専用の容器を購入
しないといけない事と、チンした後は容器が
熱すぎるので、火傷の注意が必要なこと。

 

・消毒液を使う
消毒専用のケースを準備し、専用の消毒液や
洗浄剤を使用量通りにケースに入れて水で
薄め、1時間以上浸けます。

 

煮沸と同じく哺乳瓶に空気が入らないように
することが大切です。

 

保管する場合はそのまま浸け込んでおき、
使う時は哺乳瓶用ハサミ等で取り出し、
すすがずに使います。

 

すすがなくても、消毒液に使われている
次亜塩素酸ナトリウムという成分は、
ミルクと反応してすぐに分解されます。

 

使うまでは、そのまま浸しておいても
大丈夫のようです。

 

メリットは、浸しておくだけなので簡単、
火傷の心配が無い。

 

デメリットは、専用の容器と消毒液や
洗浄剤を購入しなくてはならないのと、
1時間以上待つ事になる、塩素系の匂い
がする、などです。

 

3種類のいずれもメリットとデメリットが
ありますが、忙しい母親の手をなるべく煩わ
せないようなやり方になっている気がします。

 

煮沸は母乳予定の方や一時的に哺乳瓶を使う
方が好ましく、 電子レンジは長期的に使う事
を考えている方におすすめです。

 

消毒液を使う方は、哺乳瓶メインで使われる
方が合っているように思います。

 

どの方法も、消毒・殺菌には有効ですので、
自分に合う方法で行なうのが一番です。

 

 

いかがでしたか?

大切な赤ちゃんに使っていく物を大事に扱う
ことが、愛情を注ぐという事なのかもしれま
せんね。

 

天使のような満面の笑顔の為にも、消毒・殺菌
のひと手間をしっかり行なっていきましょう!

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