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乳児の誤飲!ビニール・プラスチック・絆創膏・紙の症状と対策!

乳児 誤飲

乳児の誤飲!ビニール・プラスチック・絆創膏・紙の症状と対策! 乳児の誤飲による事故は、重篤になると
命の危険にさらされる事も稀ではありません。

 

このような事故は毎年起こっているわけ
ですが、親の不注意によって起こってしまう
場合が非常に多いと言われています。

 

昨今では乳児の誤飲防止の為の取り組みが
自治体などでも行われています。

 

少しずつ誤飲に対する知識が普及してきて
いるようには思われますが、それでも
まだまだ無くならないのが現状なのです。

 

そこで今回は、乳児の誤飲はどんな時に
起こるのか、どんな対策をしたら良いのか

などを中心にご紹介します。

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目次

乳児の誤飲・飲み込めるサイズはどのくらい?

まず、乳児が飲み込めてしまう物のサイズ
はどのくらいなのでしょうか?

皆さんは大体想像がつきますか?

 

実際に定規などを用意して確認していただく
と分かるのですが、予想しているより大きい
サイズのものを飲み込めてしまう
と考えて
良いかと思います。

 

実際に乳児が飲み込めるサイズは
直径32mmと言われています。

3歳頃になると直径は39mm、奥行きは51mm
もある物が飲み込めてしまうようです。

 

どうでしょう?

びっくりではないでしょうか?

 

誤飲チェッカーというものが500円程度で
手に入りますよね。

これはプラスチック製の容器で出来ていて、
この中に入るものは乳児が飲み込めるという
チェックが出来ます。

 

材質によっては柔らかく折れ曲がったり、
形が柔軟に変わるものもあるので、実際の
大きさはもう少し大きい物でも、誤って
飲み込んでしまう可能性があります。

 

ちなみに誤飲チェッカーは現在各自治体から
もらえる 母子手帳にも簡単なものが付いて
いたりします。

ご存知の方も多いかもしれませんね。

 

またサイズに関わらず液体洗剤シャボン液
などの液体も誤飲に注意が必要と言えます。

 

 

乳児の誤飲・ビニール、プラスチックの症状と対処法

それでは、続いて具体的な症状と対処法を
見ていきましょう。

 

まず ビニール プラスチックの場合です。

ビニールの場合、小さい物であれば飲み込ん
でも症状も無く機嫌良くしている事も多い
ようです。

 

この場合は翌日ウンチに混じってビニール片
が出てくるのだけ確認すれば問題ありません。

 

ただし、大き目のビニールを飲み込んで
しまった場合、咳き込んだり、顔色が悪く
なってしまったりという症状が出てきます。

この場合は吐き出させる事が必要になります。

 

吐き出させ方は口の中を見て、自分の手で
取り出せるようであればそのまま取り出せば
大丈夫です。

 

見えない場合、もしくは手の届かないところに
詰まっている場合は、赤ちゃんをうつぶせ
もしくは逆さにして下さい。

 

背中…くわしくは 両側の肩甲骨の間あたり
軽く握った手の柔らかい部分で少し強めに
叩いて下さい。

 

これで上手く吐き出せなかった場合、
小児科を受診しましょう。

 

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プラスチックの場合も、小さくて赤ちゃんの
様子に異変がなければ、便と一緒に排出される
のを待てばOKです。

 

ただし、少し大きめで尖ったプラスチック片
を飲み込んでしまった場合は注意が必要です。

無理に取り出そうとしたり吐き出させようと
すると、体内に傷が付いてしまい危険です。

 

何も飲ませず安静にさせた状態ですぐに受診
することが必要となります。

 

ちなみに 発泡スチロールや食品トレーなどの
柔らかめのプラスチック片の場合も様子が
激しく変わるような事がなければそのままで
大丈夫です。

 

体内に吸収されたりする事もないので、
次の日にウンチと一緒に出てくるはずです。
 
乾燥剤を誤飲したときの症状と対処法!
 

 

乳児の誤飲・絆創膏や紙の症状と対処法

続いては 絆創膏 の場合です。

 

こちらも赤ちゃんにとって未知の物で、つい口
に入れて遊んでしまいたくなる物ですよね。

しかも誤飲してしまいやすいかもしれません。

 

絆創膏やシールといった粘着質の物だと、
余計に心配になったりするかもしれませんね。

 

でも、基本的にすぐに命に関わる!という程
危険な物ではありません。

 

紙についても「インクが危険!」と思われる方
もいるかもしれませんね。

そんなに大量にインクを飲み込んでしまう訳
ではないので、基本的には大丈夫です。

 

しかし、この場合も咳き込みながら苦しがって
いたら病院に連れて行ってあげましょう。

 

薬やタバコ、洗剤、電池などは、すぐに正しい
処置が必要になってきますが、ここで挙げた
ものの場合はすぐに命の危険が!という物では
ない事が多いです。

 

しかし、やはり誤って飲み込んでしまうという
のは親の責任が大きいです。

子供だけで気をつけられないのが誤飲事故です。

 

特に乳児のうちは口に入ってしまう物は、手の
届かないところに片付けておく、また掃除も
こまめにする、といった心がけが大切になって
きますね。

 

小さなおもちゃなどで遊ぶ際には
しっかり目を離さない事も必要です。

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