睡蓮の花言葉と名前の由来!「滅亡」には妖精ニンフの悲話が!
睡蓮。
水辺に咲く花、お寺の池や公園の池などで見かける睡蓮
ですが、色鮮やかで大輪の花を咲かせます。
見る者を惹き付けるような不思議な
雰囲気を持った花ですね。
キラキラ輝く水面と大きな花が相まって
なんとも言えない美しさがありますね。
そこで今回は、睡蓮の花言葉や名前の
由来などについてご紹介します。
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目次
睡蓮の名前の由来は?
睡蓮の名前は 「睡(ねむる)蓮(はす)」
に由来します。
ご存知の方も多いかと思いますが、
実は、睡蓮は本当に眠る花なのです。
国産の品種だと朝から14時くらいまで、
外国産のものなら15時くらいまでは、
普通に咲いています。
しかし、日差しが弱くなる時間帯に
なると、花を閉じてしまうのです。
その姿がまるで眠ってしまったかの
ように見えるため「睡蓮」という
名前が付けられたのです。
別名で 「ひつじ草」とも呼ばれています。
この「ひつじ」は時間の「未の刻」を
意味し、現代の午後2時頃、つまり14時頃
には花を閉じてしまう事を意味しています。
睡蓮の花言葉と由来は?
睡蓮の花言葉は
「信仰」「甘美」「清純な心」
などがあります。
更には 白い睡蓮の花には
というものがあります。
白い花にはこんな綺麗なイメージの
花言葉をもつ花が多いですよね。
朝に花を開き、夕方前には花を閉じて
眠ってしまう睡蓮は、古代エジプトに
おける 太陽のシンボルとされています。
そして、エジプトの装飾や神話などに
頻繁に登場するのです。
「信仰」はこれにちなんでいる
ともいわれています。
さて、こんな綺麗なイメージの睡蓮に、
もう1つ花言葉があるのはご存知ですか?
ここまでのイメージ違って、全くダーク
な意味の花言葉を持っているのです。
それが「滅亡」。
これにも由来があります。
睡蓮の学名は「ニンファー」といいますが、
それは水辺の妖精「ニンフ」に由来して
いるようです。
あのギリシャ神話の英雄である ヘラクレス
に捨てられ、自らナイル河に身を投じて
死んだニンフ。
妖精になったニンフは水辺に住んでいて、
水辺に人が近付いてくると睡蓮に変身します。
誰もいなくなると、また妖精の姿に戻ります。
そして、咲いている花を手折ろうとすると
睡蓮に潜む魔物によって水中に引きずり
込まれてしまうのです。
この魔物は、ニンフが変身した姿かも
しれませんね。
こんな言い伝えがあるから「滅亡」と
いう花言葉が付けられたようです。
花にも表と裏の顔があるんですね…。
睡蓮の特徴
睡蓮は スイレン科スイレン属の植物
の1つで、水生多年草です。
日本全国の池や沼などに広く咲きますが、
日本には「ひつじ草」の1種類だけが
自生しています。
それ以外のものの原産国はアフリカ、
東南アジアなどの熱帯地域です。
色も形も様々あり、赤、ピンク、黄色、
オレンジ、青、紫、白などがあります。
開花時期は5月~9月頃で、最盛期は
7月頃だといわれています。
今日、睡蓮の花言葉を知った方、
池でこの花を見かけても近づかない
方が良いかもしれませんよ!
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