マンションへの引越しの挨拶・管理人には?賃貸と分譲では?
マンションへの引越しの挨拶は
どうすればいいのでしょうか?
「向こう三軒両隣」という言葉も聞いたことが
ない人が増えてきているのかもしれません。
親しく付き合うお宅のことですね。
この言葉をマンションに当てはめると
「真下と両隣」くらいになるでしょうか。
それらのお宅には引越しの挨拶をする
ほうがいいのでしょうか。
また、賃貸や分譲でも、 マナーとして
何か違いがあるのでしょうか?
自分が挨拶されなくても気にしない人でも、
いざ自分が挨拶する側になると、どうすれば
いいのかわからなくなってしまうと思います。
そこで今回は、マンションに引越しする際の挨拶についてご紹介します。
目次
引越しの挨拶・マンションでは必要?
実際にマンションに住んでいると、両隣の人とすら、
めったに顔を合わせないこともあります。
エントランスやエレベーターで出会っても、
何号室の人かわからないなどというのが、
都会では珍しくありません。
自治組織などがあっても、積極的に
参加する人ばかりではありません。
同じ位の年の子どもがいるお宅とはそれなりに
交流があるけれど、というのがほとんどでは
ないでしょうか。
それでも、「引越してきました」という挨拶は
必要だと感じます。
「自分はこのマンションの住人です」ということを
認識してもらったほうが、 生活しやすいですからね。
新築のマンションで一斉に入居するような場合は
自然と顔を合わせて挨拶することになると思います。
すでにあるマンションの一室に引越す場合は
「真下、両隣」と、住民による 管理組織がある
場合は、その組織のトップのお宅には挨拶をした
ほうがいいでしょう。
入居前に挨拶に行く場合は、エレベーターの側のお宅
にも引越しの日時を伝え 「お騒がせすると思いますが」
と一言言っておけば良いですね。
当日騒がしくなっても「ああ、搬入されているのね。」
と思ってもらえるでしょう。
引越しの挨拶・マンションの大家・管理人は?
賃貸の場合はその部屋の大家さんがいるわけです。
鍵の引き渡し時に直接会う場合はもちろん
挨拶をすることになりますね。
不動産屋の仲介による場合は、大家さんへの挨拶が必要か
どうか相談してアドバイスに従いましょう。
マンションの管理人さんには常駐、通いに関わらず
一言ご挨拶するべきです。
人の出入りを監視し、安全面で一役買ってくれている
のですから「住民になりました。」と顔を出して
おかないと、不審者扱いされかねません。
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引越しの挨拶・賃貸と分譲では違うの?
人の入れ替わりが多い部屋は「賃貸なのかな?」
と思われているかもしれません。
しかし、大抵の場合、他の部屋の人はどの部屋が
賃貸で、どの部屋が分譲かはあまり意識していません。
ですから、賃貸か分譲かに関わらず、
普通に挨拶するほうがいいでしょう。
その時に、賃貸か分譲かを話す必要はありません。
ただ賃貸の場合は、管理組合の人にはその旨を話して、
住民総会などには 部屋の持ち主が出るのか、 部屋の住人が
出るのかを確かめるべきです。
「どうせ賃貸ですぐに出るから。」という考えは、
そこでの暮らしにいい影響を与えることはありません。
万が一何か トラブルがあった場合、普段から
きちんとした印象の人となんだかよく分からない人
とでは扱いが違ってくるのは当然ですから。
挨拶の時の手土産も悩むところですが、
無難なところでタオルか石鹸で、値段は500円から
1000円くらいの物にする人が多いようです。
前に住んでいた場所や故郷の名産品を
添える人もいますね。
好みの問題もあって難しいところです。
しかし、大切なのは「手土産が何か?」ではなく
「ちゃんと挨拶したか?」です。
今後、マンションの中で気持ち良く
暮らせるよう、熟慮して下さいね。
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