緑茶と紅茶と烏龍茶の違い!製法や効能の異なる点とは?

大変な仕事をやり遂げたとき、歩いて疲れたとき、
デスクワークで肩や目が疲れたときなど、
ちょっと一休み、やりますよね。
そんな時に、あなたなら何を飲みますか?
コーヒー?ジュース?人それぞれだとは思いますが、
お茶で一服される方も多いのではないかと思います。
日本人はお茶の文化が根付いていますので
日本茶も当然飲みますが、紅茶も捨てがたいですよね。
頑張って喉が渇いたときなどは烏龍茶を
ガブガブ飲みたくなると思います。
お茶にも色々種類がありますし、
その製法や効能も変わってきます。
そこで今回は、緑茶、紅茶、烏龍茶の製法や効能の違い
についての情報をご紹介します!
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目次
緑茶、紅茶、烏龍茶の製法の違いとは?
いずれのお茶も 同じ茶葉から作られていることは
みなさん、ご存知かと思います。
まず 緑茶の製法は、
の大きく分けて3つの工程からなっています。
九州では、①で火を通すことで葉の中の
発酵を止める独特の製法をとっています。
そうすることで茶葉の酸化が止まり、
鮮やかな緑色が保たれるようですね。
次に 紅茶ですが、
の4つの工程でできています。
摘み採った生葉の8割近くは水分です。
萎凋とは、次工程で作業をやりやすくするため、
この水分を半分ほど取り除く作業のことで、これが
追加されていることが緑茶の製法との大きな違いです。
また、次工程の揉む作業でも、 酸化発酵を促して
香りや味のベースを作るという点は、緑茶と根本的
に異なっています。
烏龍茶の製法は、
という流れになっており、萎凋し発酵させる点は
紅茶と類似しています。
半発酵させた茶葉は③で 釜炒りという火を入れ、
酸化発酵を止める作業が入っています。
このように、
・紅茶は酸化発酵を促す製法
・烏龍茶は半分だけ発酵させる製法
で作られています。
つまり、発酵の程度が味や香りの
違いにつながっています。
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緑茶、紅茶、烏龍茶の効能の違いとは?
緑茶には エピカテキン、エピカテキンガレード、
エピガロカテキン、エピガロカテキンガレードの
4種類のカテキンが含まれています。
これらのカテキンはコレステロールを下げたり、
動脈硬化など心臓病のリスク低減、抗菌や
抗アレルギーなどの効能があります。
また、脂肪燃焼を助ける効果も科学的に証明されて
おり、近年その効果に注目が集まっているようです。
紅茶も負けていません。
カルシウム、ビタミンB1・B2、カリウムなど、
新陳代謝を促す栄養素が多く含まれています。
カフェインによる効能として疲労回復や
ストレス解消効果も認められています。
さらに、胃酸の働きを刺激し、脂肪燃焼を助ける効果
もありますので、無理のないダイエットができます。
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緑茶、紅茶ともに 脂肪の燃焼を促すという点を
紹介しましたが、一般的にダイエットとしての
効能が有名なのはやはり烏龍茶でしょう。
トクホの商品も多く販売されていますよね。
烏龍茶には 「ウーロン茶ポリフェノール」という成分が
含まれており、脂肪を分解し、体の中に吸収される仕組み
を邪魔するので、そのまま脂肪を体外へ排出されるよう
促す効能があるのです。
緑茶、紅茶はカフェインが脂肪燃焼をサポートし、
烏龍茶は脂肪の分解を阻害するという点で、
ダイエット効果の仕組みは違っています。
上記の違いから運動をよくする方は緑茶、紅茶を、
脂っこいものをよく食べる方は烏龍茶を選ぶと
良いと言えるでしょう。
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