たけのこのアク抜き・米のとぎ汁や重曹を使って!圧力鍋でも!
たけのこがあります。
春になると、食べたい食材の1つにたけのこご飯、天ぷら、煮物に炒め物、
なんでも美味しいですね。
お店では、すでにアクを抜いて水煮にした
状態のものが売られています。
でも、シーズンに一度は新鮮な皮付きのものを
手に入れて、 アク抜きをして食べたいものです。
そこで今回は、たけのこのアク抜きの方法をご紹介します!
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目次
たけのこの選び方と下ごしらえ
たけのこは、 小ぶりで毛の艶が良いものを選びます。
根のボツボツが均等になっているかどうかも
確認すべきポイントです。
穂先が濃い緑色になっているものは
アクが強くなっている可能性がありますが、
黄緑色をしているものは大丈夫ということで
少し紛らわしい部分です。
いずれにしろ、穂先まで新鮮で
シャキッとしているものを選びましょう。
同じ値段だと大きな物を選びたくなりますが、
小ぶりの物のほうが 若いものです。
出来る限り、丸ごとアク抜きしたほうが
美味しくいただけるため、小ぶりの若いものを
選んでくださいね。
下ごしらえは、たけのこの外側の皮を2、3枚取り、
土などの汚れを洗い落します。
そして、先端を斜めに切り落とします。
次に、縦に切り込みを入れたら、
手で切り口を広げておきましょう。
これで中の方のアクも抜くことができますよ!
たけのこの保存方法は?
たけのこのアク抜き・米のとぎ汁を使って!
米糠でアクを抜くのが一般的で、皮付きのたけのこと
一緒に、米糠が売られていることが多いです。
(※お店によってはサービスでついている)
米糠を手に入れ損なった場合には、
米のとぎ汁でもアク抜きができます。
残念ながら無洗米ではできません。
鍋にたけのこを入れ、ひたひたになるまで
米のとぎ汁を入れ、充分浸かるようにします。
鷹の爪を1、2本入れると、より効果があります。
とぎ汁が足りなくて、水を足したら薄まって
しまった場合は、 生のお米を少量加えます。
火にかける際は、沸騰するまでは中火で、
沸騰したら弱火にします。
アク抜きの際は、他の食材でも
噴きこぼれやすいので注意して下さい。
弱火にしてからの茹で時間は20分~40分程を
目安にし、根本に竹串がスッと通ればOKです。
火を止めたら自然に冷まします。
途中で触れるくらいの温度に下がったら
外側の皮を剥いていきましょう。
米糠を使う場合は、鍋に水とたけのこを入れ、
一掴みくらいの米糠を入れて同じように
火にかけて下さい。
米糠は直接鍋に入れず、出汁用の袋に
入れて使うと、後始末が楽です。
わらびの食べ方・重曹でアク抜き!
たけのこのアク抜き・重曹を使って!
米糠は排水口を詰まらせないように処理するのが
面倒なので、後の処理が簡単な 重曹を使って
アク抜きをする人もいます。
また、アクの強そうなたけのこの場合は
重曹のほうが適しています。
水1リットルに重曹3グラムぐらいが目安で、
鷹の爪があれば入れましょう。
中火にかけ沸騰したら弱火にして、根元に竹串が
すっと通るまで茹でます。
場合によっては小一時間かかる場合もあります。
茹でおわったらそのまま冷ましましょう!
たけのこのアク抜き・圧力鍋を使って時間短縮!
時間を短縮したい場合は 圧力鍋を使います。
圧力鍋にたけのこと、ひたひたに浸かるくらいの
水を入れ、重曹または米糠と鷹の爪を入れます。
ふたをして重りを乗せ、重りが少し振れるくらいの
火力で10分から20分加熱します。
火を止めて、圧力が自然に抜けるまで
放置しておけばできあがります。
たけのこはよく水洗いをして、
きれいな水につけて冷蔵庫で保存します。
水に浸けて保存しないと、
またエグミが増してしまいます。
たけのこを適当に切り分け、タッパーなどに
充分浸る量の水を入れて冷蔵庫で保存します。
水は毎日取り換えながら、2~3日程度で
食べきるようにしましょう。
アク抜きしたたけのこの保存!
茹で上げたたけのこをコンクリートの上に
一晩放置するといい、という話も聞きます。
しかし、一般の家庭では、そんな環境を
設定するのが難しいですね。
いずれにせよ、すぐ食べるのではなく
しばらくおいてからの方が良さそうです。
新鮮な若いたけのこは、アク抜きをしなくても
食べられる場合もあります。
「たけのこのさしみ」をウリにしている
料理屋さんもありますよね。
しかし、たいていの場合はアク抜きをしないと
エグミがあって食用には適しません。
アク抜きを充分したつもりなのに 「失敗した」
と思うのは、たけのこそのものに問題がある場合
が多いのです。
たけのこが収穫されから時間が経っていたり、
成長しすぎていたりする場合です。
出来る限り新鮮なものを選ぶようにし、
手に入れたらすぐに下処理をしましょう。
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