エイプリルフールの意味と由来!ルールがあるって本当!?
エイプリルフールですね。
4月1日と言えば、 「嘘つきは泥棒のはじまり」という言葉が
あるように、嘘は本来ついてはいけないもの。
時と場合によっては、嘘が人を救うこともありますが、
大抵の場合は、信用を失うことにも繋がります。
しかし、 なぜ嘘をついてよい日を設けたのか?
その意味や由来はどこから来ているのか?
知っている人は意外と少ないのかもしれませんね。
そこで今回は、エイプリルフールの意味や由来、ルールなどについてご紹介します!
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目次
エイプリルフールの本当の意味は?
4月1日を指してエイプリルフールといいますが、
実は 終日、嘘をついても良いわけではありません。
厳密には、1日の午前中ならば、罪のない人に対し
嘘をついても許されるという風習を意味します。
「今日はエイプリフールね!」という言葉も、
発祥の地とされている欧米の言葉に習えば、
間違った使い方になります。
英語の「April fool」を直訳すると、
「四月バカ」という意味ですので、
この日にまんまとかつがれた人を指す言葉です。
4月1日を表すときは「April fool’s day」
が正しい言葉となります。
もともとエイプリルフールの習慣が
海外から入った大正時代前の日本では、
4月1日を 「不義理の日」としていました。
この日は、義理を欠いている人へ、
手紙や挨拶をする習わしの日でした。
エイプリルフールの習慣とは真逆になりますが、
相手と心のふれあいを持つという意味では
同じかもしれませんね。
エイプリルフールの由来は?
明確な由来はわかっておらず、
いつどこでその習慣が誕生したのか、
はっきりしたことは分かっていません。
エイプリルフール誕生には 諸説あるため、
その中で有力視されている説をご紹介します。
昔のフランスでは、3月25日に新年を迎え、
4月1日まで新年のお祭りをしていました。
16世紀になると、フランス王 シャルル9世が
1月1日を新年始めとするグレゴリオ暦を
採用しますが、多くの人々が反発。
人々は4月1日を 「嘘の新年」として馬鹿騒ぎをしました。
この騒ぎに怒ったシャルル9世は
次々に騒いでいた人々を処刑しはじめます。
処刑された中には、まだ13歳の少女もいました。
フランスの人々はこの非常なる制裁に衝撃を受け、
国王に対する抗議と、 処刑された人々への
追悼の意を込めて、4月1日に「嘘の新年」を
さらに盛大に行うようになりました。
この説が最も有力とされていますが、
もし本当なら、悲しい出来事を風化させないために
設けられた日、ということになりそうです。
これがエイプリフールの由来といわれています。
エイプリルフールにもルールがあるの?
エイプリルフールだからといって、
嘘ならなんでも良いというわけではありません。
一応、ちゃんとしたルールがあるんです。
まず、 他人を不幸にしてしまうような嘘は
禁止されています。
嘘をつかれたほうが笑って済ませられるような
ユーモアのある嘘にとどめておいて下さい。
悪意をはらんだ嘘は、4月1日であっても
決してついてはいけません。
時間帯でいうと、午前中に嘘をつき、
午後にネタばらしするのがルール。
また、 ジンクスのようなものもあり、
エイプリルフールでついた嘘は、 その年には
真実にならないというお話があります。
もし友だちに、「オレ、彼女ができたんだ」
なんて嘘をついたとしたら…。
本当に彼女ができるのは
次の年以降の話になりそうです。
でも、ひとまずネタばらしで
お互い笑って済ませることはできますね。
くれぐれもルールを守って嘘をつきましょう! ん??!
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