黄砂の時期はいつからいつまで?ピーク時の対策は?
黄砂も飛んできますよね。
春が近づくと、花粉だけでなく花粉と同じように、中国から飛んでくる黄砂でも
涙が止まらなくなってしまう人もいるので厄介です。
黄砂の時期というのは具体的に
いつからいつまでなのでしょうか?
そこで今回は、黄砂の時期やピーク時の対策などの情報をご紹介します!
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目次
黄砂の時期はいつからいつまで?
春頃になると黄砂が飛んでいると騒がれますが、
黄砂の時期とは、一体いつからいつまでなのでしょうか?
実は、黄砂の時期に終わりはありません。
1年中飛んで来ますし、日本でも飛び続けています。
春が一番多く飛んでいるので、話題になることが
多いのですが、1年中飛んでいるんですね。
どこで発生するのかというと、中国のタクラマカン砂漠、
ゴビ砂漠、黄土高原などです。
こちらの地域では年間の雨量が極端に少なく、
地面もカラッカラに乾いているんです。
そして、強風が吹くと上空に上がり、 偏西風、
ジェット気流に乗って日本まで飛んできてしまいます。
この気流は速度が早いので、日本までわずか4日ほどで
黄砂が届いてしまうんです。
中国で発生した黄砂の約半分は、
日本と韓国に飛んできていると言います。
つまり、発生源は一年中乾いているので、
一年中飛んでくるのは致し方ありません。
黄砂の時期・ピークは?
中国の砂漠や風による迷惑な贈り物となっている
黄砂の季節というと、やはり 春です。
というのも、日本に届く黄砂の9割は、
2月から5月の間に飛んでくると言われています。
この時期だけ、これほど集中して
飛んでくるとは驚きですよね。
冬は風の勢いが弱かったり、雪が降っていたりするので
砂があまり舞い上がらないのです。
皆さんは感じたことがあるかもしれませんが、
春は風の強い季節なのです。
ですから、黄砂も日本海を通り越して、
飛んできてしまいます。
そして夏になると、降雨量が増えるので
砂が落ち着いてくれて、あまり感じなくなります。
暖かくなってから、梅雨までが
黄砂のピークと言って良さそうですね。
日本の夏はご存知の通り、湿気が非常に多いため、
秋になるまでは少ない季節となっています。
そして、例年のデータでは、
もっともピークと言えるのが 4月です。
2015年も2月から5月くらいに大量に飛んでくると
予想されています。
喉や目、肺などを傷めないよう気をつけたいですね。
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黄砂の時期の対策は?
黄砂が飛んできてしまうのは、もう仕方のないことですから、
対策をしっかり行うのが重要ですね。
考えられる対策としては、「マスクを着用する」
「メガネをかける」「空気清浄機」を使う、などです。
概ね花粉症対策と同じですね。
ですから、花粉症でなくても、春は洗濯物や布団を
外に干すのは避けたほうがいいかもしれませんね。
せっかく暖かくなる頃ですが、 アレルギーを持つ
お子様がいる家庭では、とくに考えておきましょう。
外から帰ってきたら、上着に付いている黄砂を
しっかり落とすことも大切です。
黄砂は、スギ花粉よりも粒子が細かいので
肺の奥や血管に入り込んでしまいます。
さらに小さい PM2.5対応のマスクなら
間違いはありませんので、ぜひ着用して下さい。
吸い込むと、ぜんそくやアレルギーなどを
引き起こす可能性がありますので
どうぞご注意下さい。
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