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2015年・春のお彼岸はいつからいつまで?用意する食べ物は?

2015年 春のお彼岸

2015年・春のお彼岸はいつからいつまで?用意する食べ物は? お彼岸ってなに?

そう聞かれたときに、すぐに答えることが
できるでしょうか?

 

春と秋に2回ある、お墓参りをする…。

中には、ぼた餅を食べる日、というふうに
覚えている方もいるかもしれませんね。

 

しかし、具体的にお彼岸とは
いつからいつまでを指すのか、何を用意するのか、
春と秋の違いなども、
曖昧な部分も多いかと思います。

 

そこで今回は、2015年春のお彼岸の日程や
用意する食べ物
などについてご紹介します!

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目次

2015年春のお彼岸はいつからいつまで?

まずお彼岸についての基礎知識。

お彼岸は春と秋、年に2回ありまして、
それぞれ1週間ですから、1年に14日間あります。

 

その年によって若干の変動がありますが、
春分の日、秋分の日中日として、その前後の3日
を合わせた7日間がお彼岸になります。

 

2015年の春分の日は3月21日となっていますので
それより3日前の3月18日が「彼岸入り」
3日後の3月24日が「彼岸明け」となります。

 

中日となる春分の日は、 先祖への感謝をささげる日。

残りの6日間は「六波羅蜜」という、
悟りの境地に達するために必要な6つの徳目を、
1日ひとつずつ修める日とされています。

 

また、お彼岸の中日は、太陽が真東からのぼり、
真西に沈むため、昼と夜の長さが同じになります。

それゆえ、春分の日は春の折り返し地点
秋分の日は秋の折り返し地点とも言われています。

 

ただし、この両日は国立天文台の計算のもと、
前年の2月1日に日付が 官報に掲載されることで
正式決定とされています。

 

したがって、2015年の2月1日になるまでは、
2016年の春のお彼岸も、いつからいつまでと
正式には決まっていないことになります。

 

 

春のお彼岸・用意する食べ物は?

一般的に、春のお彼岸に用意する
食べ物は ぼた餅です。

 

なぜぼた餅かというと、原料となる 小豆の赤色には、
災難から身を守る効果があると言われ、邪気を払う
という信仰が、江戸時代に庶民の間に流行りました。

それが先祖の供養と結びついたと言われています。

 

秋のお彼岸になると、 お萩を用意することに
なりますが、ぼた餅もお萩もまったく同じ食べ物。

それなのに違う呼び名で分けているのは、
季節の花にちなんでいるからです。

 

ぼた餅を漢字で書くと「牡丹餅」

牡丹は春、お萩の萩は秋に代表される植物です。

四季を大切にする 日本人らしい風情を感じますね。

 

他には、ご先祖様の好物だった食べ物を
供えることもありますが、もしかしたら、
これが一番喜ばれるかもしれません。
 
春分の日と秋分の日の日付と由来・なぜ休日なの?
 

 

春と秋のお彼岸の違いは?

「暑さも寒さも彼岸まで」という
言葉を聞いたことがありますか?

この慣用句は、

春のお彼岸であれば、ここから暖かくなり、
秋のお彼岸であれば、ここから涼しくなる、

ということから使われています。

 

また、一年において区切りとなる春分の日と
秋分の日をはさんだ期間に、仏様の供養をする事で、
極楽浄土へ行くことができると考えられています。

 
つまり、私たちが今生きている世界が此岸(しがん)
お釈迦様がいらっしゃる世界(死後)が彼岸です。

 
春と秋のお彼岸で、私たちの行動に
大きな違いはありません。

できるだけ、家族みんなでお墓参りをして、
ご先祖様を祀ることです。

 

ご先祖様を大切にする両親を見て
育った子どもは、将来、自分が親になったときに、
そのことを伝えていきます。

そして代々、 ご先祖様を大切にする教え
引き継がれていくのです。

 

1年に2回あるお彼岸。

ご先祖様を祀る大事な行事を、
ぜひ日本人として覚えておいて下さいね。

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