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睦月(1月)~師走(12月)までの意味や由来について

睦月 師走 意味

睦月(1月)~師走(12月)までの意味や由来について古くから、日本では1月を睦月、
12月は師走など、 月の異名がついています。

つまりは昔の各月の呼び方。

 

なぜ異名がついているのか、
知りたいと思いませんか?

睦月~師走までの意味
今日はご紹介してまいりましょう!

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目次

睦月~師走までの意味は二十四節気が関与?

日本の月の異名は 旧暦で呼ばれていたもので、
「万葉集」や「日本書紀」などでも見られるものです。

 

月の異名は 「二十四節気」を元にしていました。

季節の挨拶、時候の挨拶でおなじみですね。

 

二十四節気とは簡単に説明すると、
太陽熱の供給量が1年を通して変化すること。

それを24等分し、12の中気と12個の節気で
暦を表したものです。

 

 

睦月~師走までの意味、各月の意味は?

12ヶ月のそれぞれの意味をご紹介しますが、
諸説あり、一般的に言われている意味をまとめました。

・睦月(むつき)/1月
正月に親しい者が集まり睦み合うという事から
『睦び月』より付けられました。

 

・如月(きさらぎ)/2月
寒さに関する複数の説があげられますが、
衣を重ね着る様より、
『更に衣を着る=衣更着(きぬさらぎ)』など。

 

”如月”という字は中国の2月の異名「如月(じょげつ)」
に由来しているとされています。

 

・弥生(やよい)/3月
弥生の「弥」という字には「いよいよ・ますます」
といった意味があり、
草木がいよいよ生い茂る月という説があります。

 

・卯月(うづき)/4月
卯の花(ウツギの花)の咲く時期という説と、
稲を植える植月(うづき)の説があります。

 

・皐月(さつき)/5月
本来は”佐月(さつき)”と呼ばれていました。

佐月の「佐」は田植えをする月を表していて、
早苗月(さなえつき)から略され
サツキになったとされます。

 

「皐」の字はツツジ類の「サツキ」の咲く季節より、
後から付けられたものとされています。

 

・水無月(みなづき)/6月
梅雨明け、酷暑(こくしょ)が始まることにより、
水が枯れることから言われる説と、
田に水を入れる水月からという説があります。

 

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・文月(ふみつき)/7月
七夕行事と関連し「万葉集」でもフミツキとされています。

七夕の日に書物を夜気にさらす行事があったもので、
”文月”となった説があります。

 

・葉月(はづき)/8月
旧暦では秋にあたり、葉が落ちる月という説や、
初雁(はつかり)の季節として”初来”や、
稲穂がつく発月(はりづき)の意とされる説もあります。

 

・長月(ながつき)/9月
夜が長くなる月”夜長月”の略とされています。

 

・神無月(かんなづき)/10月
旧暦10月は全国の神々が出雲大社に集まり、
神が留守をすることからこの名がつきました。

 

出雲では逆に「神在月(かみありづき)」
と呼ばれています。

出雲大社への初詣・混雑予想と交通規制
 
・霜月(しもつき)/11月
寒さがさらに進み、
霜が降りる”霜降月(しもふりつき)”の略。

 

・師走(しわす)/12月
12月は仏事で坊主が慌ただしく駆け回る事、
師匠も忙しく仕事を納める様などが由来と言われます。

 

睦月~師走までの意味、日本の暦

日本では江戸時代初期まで、
中国暦(太陰太陽暦)が使われており、
1685年より西洋暦を含め、日本人による暦が作られました。

 

その後、1873年に太陽暦である『グレゴリオ暦』へと
改暦し、現在に至っています。

それまでの暦について「旧暦」と呼ばれています。

 

睦月~師走の意味も、この旧暦の頃の
お話しまでさかのぼるということになります。

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