手湿疹の水泡の原因・水虫の可能性も!市販薬での改善は?
かゆみをともなう 手湿疹。
酷くなると水仕事や
手に何かがあたるだけでも痛みがあって
なにかと生活にも支障を来しますよね。
水疱が出来たら要注意!?
今回は、手湿疹の水疱についてお話します。
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目次
手湿疹の水疱の原因とは?
手湿疹には
・かぶれ型手湿疹
とおおまかに分かれていています。
別名 「主婦湿疹」といわれる手湿疹は
指や手に水疱が出来る『水泡型手湿疹』が主。
猛烈に強いかゆみを伴い、
掻きむしった挙げ句に水疱を潰すと
病巣が広がり治りにくくなるのが特徴です。
水疱の大きさはは直径1ミリ程度。
水疱を潰すとリンパ液が溢れ、
ただれを起こして、その後乾燥が進み
最後は皮膚がポロポロと剥がれ落ちます。
しかし、一見治ったかのように見えて
また新たな水疱が出来るのをくり返します。
原因はストレスや乾燥しやすい体質、
アトピー体質などが挙げられています。
手には汗腺があっても皮脂腺がないため、
皮膚を守るバリア機能が低下しやすいです。
皮脂が不足している部位に
洗剤やシャンプーなどと刺激が加わることも。
水仕事で皮脂が流されて乾燥を進めてしまい、
皮膚が薄くなり、炎症を起こしやすいのです。
手湿疹の水泡は、界面活性剤を配合しているものを
避けて行くと改善へ向かったという声が多いです。
手湿疹の水疱、市販薬は?
もちろん手湿疹用の 市販薬はあります。
ドラッグストアや薬局で
薬剤師さんに相談して選ぶとよいでしょう。
・メディクイック軟膏(ロート製薬)
・アインK軟膏(小林製薬)
・オイラッックスPZ軟膏(第一三共ヘルスケア)
・カユミックアルファ軟膏(三宝製薬)
・テレスハイ軟膏(J&J)
・ヒフールT軟膏(ホーユー)
・プレバリンα軟膏(ゼリア新薬)
・リドメッックスコーワ軟膏(興和)
などがあります。
軟膏は流れにくいのでおすすめ。
他にもクリームなどがあります。
また、これらは ステロイド外用剤であるので、
酷く痒いときにだけ使う方がよいかもしれません。
使用上の注意をよく読んで、
適量を守って使いましょう。
手湿疹の水疱、手の水虫かも!?
手湿疹の症状に少し似たもので、
手の水虫 「手白癬(てはくせん)」があります。
手の水虫は足にくらべて少ないのですが、
水虫を起こす白癬菌が感染して起こることも。
足に比べると、かゆみなどを伴わないので
手荒れと勘違いしやすいのです。
ただし、指の付け根に小さな水疱が出来ると
強いかゆみが始まり、手湿疹と間違いやすくなります。
手白癬の場合には手湿疹よりも治りが早いのですが、
症状が非常に似ているので、保湿や手湿疹用の薬を塗っても
一向に改善しない場合には手白癬を疑います。
いずれにせよ皮膚科を受診し、
治療を受けた方が賢明かもしれません。
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