2014年秋の花粉症の症状と対策・子どもにも急増中!?
花粉症といえば、真っ先に思いつくのがスギ花粉ですが、
秋にもつらい思いをされている人も多いですね。
主に、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラといった植物によって
季節性アレルギー性鼻炎を発症する人も増えているみたいです。
また、低年齢化も目立って来ており、
子どもの発症率も高くなっています。
そこで今回は、2014年の秋の花粉症・症状と対策などの情報をご紹介します!
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目次
秋の花粉症の原因と症状は?
花粉症は I型アレルギーに属し、「即時性」とも呼ばれています。
簡単にいえば、食物アレルギーやアトピー性気管支ぜんそくと同様、
抗原に触れた瞬間から症状が出始めます。
原則として発作性・反復性の症状がメインで
・水性鼻漏(サラサラとした鼻水)
・鼻閉(鼻づまり)
が基本です。
さらにひどくなると、
・咽喉頭掻痒感(のどがかゆくなる感じ)
・咳
なども出てきます。
さらに、充血性の アレルギー性結膜炎を合併する人は多く、
目のかゆみ、涙、充血、目やになどが増えてきます。
子どもの場合、アトピー型の気管支ぜんそくとの合併もあり、
辛い思いを強いられるようで、とても可哀想です。
口の中がかゆくなる口腔アレルギー症候群もありますが、
その多くは、シラカバ、ハンノキによる症状が多く、
イネ科やスギ花粉症でもそれほど多くはありません。
・ヨモギ(キク科・ヨモギ属の多年草)
・カナムグラ(アサ科・カラハナソウ属の一年草)
が代表的なものです。
日本全国の至るところに自生していますが、
北海道ではブタクサ、カナムグラの情報はありません。
ヨモギは草餅に使ったり、天ぷらなどで食べることもありますが、
花粉となれば、楽観視できないですね。
2014年秋の花粉症対策は?
まず基本的なことで重要なのが、
抗原(アレルゲン)に近づかないことです。
今ではアスファルトの上にも花粉が舞っていますので、
そう簡単にも行きません。
そこで、マスクとメガネの着用は必須ですが、
マスクは立体感があって、隙間が全くできないものを選びます。
花粉情報を確認しておくことも
毎日の日課に取り入れて下さい。
できれば、飛散が多い日は外出を控えたり、
窓などは完全に締め切って下さい。
衣服については、表面がツルツルしたものを意識し、
けばけばした毛織物などは避けて下さい。
外出先から帰宅した際は、
玄関で多少体を叩いて花粉を落とします。
この時、髪の毛もしっかり払って下さい。
洗顔やうがいは基本中の基本ですが、
鼻うがいをすると全然効果が違います。
最初は痛く感じると思いますが、
日課となれば、いわゆる最強技です。
妊娠中の場合、花粉症が悪化する傾向があり、
無闇に薬を使うわけにも行きませんので、十分注意して下さい。
極度にひどくなる人は、将来のことを考慮し、
減感作療法などが必要かもしれません。
治療には2~3年を要しますが、
7割以上の患者さんが長期寛解しているようです。
症状があるのに何の対策も行っていない人は、
まず、アレルギー科や耳鼻咽喉科でアレルゲンの特定を行いましょう。
2014年も暑い日が続いており、
猛威を振るう可能性は高いと予想されます。
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