生姜の食べ過ぎによって現れる様々な症状!妊婦や胎児への影響は?
スパイスカレーなどに重宝する生姜。
「食べる万能薬」といわれる程、様々な
健康維持効果を持つ優良食材の1つです。
冷えの解消やダイエットにも役立ちます。
ただ、そんな生姜でも食べ過ぎることで
副作用のような症状が現れることも…。
体によいといっても、過剰摂取は禁物です。
そこで今回は、生姜の食べ過ぎによって
現れる症状についてご紹介します。
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目次
生姜を食べ過ぎると胃痛・腹痛・下痢などの症状を起こす?
生姜を食べ過ぎると胃痛や腹痛、下痢
といった消化器系の症状が現れることが
あります。
もともと強い殺菌成分が含まれており、
胃腸内で活動している必要な細菌まで
殺してしまうのです。
麺類やお刺身の薬味としては生の生姜
を使いますよね。
加熱しないものは特に刺激も強いので、
消化器系の弱い人は要注意です。
小さなお子さんや年配の方、胃潰瘍や
胃腸炎を起こした経験がある方は特に
生姜の食べ過ぎには注意しましょう。
加熱することで刺激は弱くなるため、
調理方法を工夫するのも大切です。
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生姜を食べ過ぎると便秘や肌荒れを起こすことも?
生姜には、体を温めるという代表的
な効果があります。
ただ、この効果が肌荒れなどを起こし、
さらに悪化させることがあります。
乾燥肌やニキビなどの炎症を起こして
いる人は、食べ過ぎには要注意です。
生姜は、適量を食べる分には整腸作用
が期待できます。
便秘を改善する効果もあります。
ただし、食べ過ぎることで腸内にガス
が溜まりやすくなる傾向があります。
すると、逆に便秘を起こしたり、お腹
が張って痛みを感じるといったことも
起こりがちです。
便秘を起こすと、腸内に溜まったガスが
逃げ場を失い、毛穴から排出されること
があります。
すると、肌荒れがさらに悪化することも
ありがちなことです。
生姜を食べ過ぎると頭痛が起こるって本当?
生姜には、辛み成分として・・・
- ショウガオール
- ジンゲロール
が含まれています。
この中でも、シンゲオールは血行を促進
する作用があります。
血管が収縮して起こる「緊張性頭痛」
に対しては改善効果が期待できます。
ただ、偏頭痛の場合は、逆に血管の拡張
が原因で起こる頭痛です。
生姜の食べ過ぎにより血管がさらに拡張
してしまい、症状がひどくなるケースも
起こり得ます。
頭痛の種類によっては、生姜に含まれる
成分により悪化する可能性があるのです。
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妊婦さんが生姜を食べ過ぎると胎児に悪影響しない?
妊婦さんは、免疫力が低下しているため、
感染症にかかりやすい傾向があります。
これを防ぐには、生姜など体温を上げ、
殺菌作用を持つ食材が有効です。
強い殺菌作用は胎児の流産の原因になる
といわれますが、これには医学的根拠は
ありません。
ただ、妊婦さんは通常よりもエネルギー
を消費しやすい体の状態になっています。
生姜には代謝を上げる効果もあるため、
食べ過ぎるとさらにエネルギーを消費
しやすくなります。
すると、疲れが溜まりやすくなるため、
適量を食べることが重要になります。
生姜の許容摂取量は、1日あたり大さじ
1杯程度とされています。
たくさん食べなくても、健康維持効果は
十分期待できます。
生の状態は特に刺激が強いので、食べ過ぎ
ないように注意しましょう。
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