さつまいもの食べ過ぎでおならが増える理由!便秘や糖尿病が悪化?
おすすめされる さつまいも。
食物繊維やビタミンCが豊富に含まれて
いて、エネルギー源にもなりやすいです。
実は、食物繊維や糖質、デンプンを多く
含むため、砂糖を多く使ったお菓子より
も栄養価は高いです。
ただし、栄養価に優れていても 食べ過ぎ
には注意が必要です。
そこで今回は、さつまいもの食べ過ぎに
よる身体への影響についてご紹介します。
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目次
さつまいもの食べ過ぎでおならが増える理由は?
さつまいもを食べ過ぎるとおならが出るよ!
といわれたことはありませんか?
実はさつまいもに多く含まれるデンプン質
というのは消化が良くありません。
このデンプン質を消化させる時に腸内細菌
が ガスを発するので、おならが増える理由
になります。
ただし、皮ごと食べると皮に含まれている
消化酵素が働くため、丸ごと食べることで
おならを防ぐ効果があります。
糖分やデンプンを分解したことでおならが
出ても、臭いはほとんど気になりません。
もし、臭いがきついおならが出ている場合、
何らかの別の理由が考えられます。
さつまいもの食べ過ぎで便秘が悪化することも?
さつまいもには整腸作用があり、 便秘解消
にいいというイメージがありますよね。
確かに、便秘解消に効果のある食物繊維が
豊富に含まれていますので、お通じの悩み
を解決してくれます。
さつまいもに多く含まれている食物繊維は
不溶性のもので、腸の中の水分を吸収して
腸の働きを活発にすることで、便通を良く
しようとします。
ただ、不溶性の食物繊維を摂取し過ぎると、
便が硬くなり過ぎて、かえって便秘が悪化
しやすいというデメリットもあります。
便秘解消に良いものを食べているはずでも
便の水分が不足していることがあるのです。
水分を多く摂ることや、水溶性の食物繊維
を含む食材と一緒に摂るようにしましょう。
焼き芋などにすると喉に詰まりやすい傾向
があるため、お茶などと一緒にいただくと
良いですね。
さつまいもの食べ過ぎは糖尿病に悪影響?
糖尿病患者さんの場合、 野菜を多めに摂る
よう、食生活を指導されることがあります。
ですが、さつまいもはちょっと注意が必要
な野菜にあたります。
というのも、さつまいもを始めとする芋類
は食品分類上、ごはんやパンと同じ「主食」
の扱いになります。
野菜ではありますが、糖質の含有量が多い
ため、炭水化物に近いものがあります。
「炭水化物=糖質+食物繊維」という構成
ですから、食物繊維は摂れますが、同時に
糖質も多く摂取してしまいます。
ただし、糖尿病の人が摂取したいビタミン、
カリウム、そして当然食物繊維を多く含む
食材です。
ですから、量を減らせば問題はありません。
さつまいもを食べる時には、量を減らすか、
その分のご飯などを減らすかで、食事量を
調整していきましょう。
また、焼き芋にした場合、 血糖値を急上昇
させるため、ふかし芋などにして食べる方
が良いですね。
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