玄米茶の効果・効能・副作用!カフェイン含有量と妊婦との相性!
美味しい 玄米茶。
強火で加熱した番茶、蒸してから炒った玄米、
炒ってポップコーン状に爆(は)ぜた玄米を
同量ずつ混ぜて作られます。
価格的にも緑茶より手頃ですし、
食事中に飲むのにも適しています。
カフェインの含有量も気になりますが、
この玄米茶には一体どんな効果・効能が
あるのでしょうか?
そして、 妊婦さんが飲んでも
大丈夫なのでしょうか?
そこで今回は、玄米茶の効果・効能や副作用
についてご紹介します!
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目次
玄米茶の効果・効能は?
玄米茶には、以下の成分が含まれており、
それぞれ様々な効果・効能を発揮します。
【カテキン】
ポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用
および抗菌作用があります。
それにより、ストレスで発する活性酸素や、
ウイルス・細菌などから体を守ります。
また、コレステロールや体脂肪の増加を抑え、
肥満を予防し、血糖値の上昇を抑制します。
【ビタミンB群】
玄米に豊富に含まれていて、老化防止に加え
健康維持効果も高いです。
代謝を助ける働きや疲労回復効果があり、
貧血の予防、身体の成長を促進します。
【ビタミンC】
番茶に含まれており、美白作用や抗酸化作用
が期待できる上、コラーゲンの生成をサポート
します。
コラーゲンは肌のハリのアップや免疫力を高め、
風邪などの感染症予防に効能を示します。
【ビタミンE】
強い抗酸化作用を持ち、血行を促進し老化を
防ぎます。
ビタミンCと同時に摂取することで、一層
美肌効果や生活習慣病の予防が期待できます。
【γ(ガンマ)-オリザノール】
玄米に含まれているポリフェノールの一種で、
肥満や糖尿病などの生活習慣病を予防します。
悪玉コレステロールを減らす働きもあり、
動脈硬化を予防します。
【GABA(ギャバ)】
コレステロールや中性脂肪の増加を抑制する
アミノ酸の一種で、最近ではリラックス効果
も期待されています。
アドレナリンの分泌の抑制や血圧のコントロール
に有効で、特定保健用食品(トクホ)に指定
されています。
【テアニン】
アミノ酸の一種でお茶のうま味成分です。
脳の興奮を抑制してリラックスさせ、
集中力を高めます。
女性を悩ませる月経前症候群(イライラ、
憂鬱感など)に効能を持っています。
玄米茶のカフェイン含有量と副作用は?
玄米茶には100mlあたり10mgのカフェインが
含まれています。
カフェインは適量を摂取する分にはいいのですが、
過剰に摂取すると 中毒症状が現れます。
急性中毒として不整脈や呼吸困難、
胃痛、嘔吐、精神錯乱などがあります。
また、慢性中毒として神経過敏、睡眠障害、
頻尿、頻脈などがあります。
妊娠中に飲んでもよいか、不安になりますね。
玄米茶と妊婦さんの相性は?
妊婦さんが気になることといえば、
やはりカフェインの量だと思います。
カフェインは胎盤を通過して胎児に伝わり、
量が多いと全てを排出できずに 胎児の体内
に残ってしまいます。
残ったカフェインは胎児の中枢神経を刺激し、
発達障害や死亡の原因となります。
また、カフェインには胎盤を通過する血液
の量を減らす作用があり、これも胎児の
発達障害や死亡の原因となります。
さらに、母体への影響もあります。
利尿作用があるので、妊娠中に必要な
カルシウムや鉄分の排出を促進してしまいます。
そのため、他の必要な栄養素も吸収され
にくくなります。
ですから、妊婦さんが玄米茶を飲む場合には、
その量に注意しなければなりません。
カフェインは他の飲食物にも含まれているので、
正確な摂取量の計算は難しいですが、大体1日
100mg以下であれば、母体にも胎児にも影響が
出にくいというデータがあります。
玄米茶でいうと普通の大きさのコップで
5杯か6杯程度になりますので、そこまで
神経質になる必要はないでしょう。
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