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蚊の種類・世界と日本!デング熱、ジカ熱ウイルス媒介種は?

蚊 種類

蚊の種類・世界と日本!デング熱、ジカ熱ウイルス媒介種は?夏になると に刺されたり、耳元で不快な
音を立てられたりと、正直厄介ですね。

 

最近は、デング熱やジカ熱が流行したため、
決して侮れない存在となっています。

 

実は、世界には蚊にも様々な種類がいて、
刺された時の症状の出方も異なります。

 

蚊取り線香や虫よけスプレーなどが全く
効かないタイプもいるようです。

 

そこで今回は、世界や日本にいる蚊の
種類や、感染症などのウイルスを媒介
するタイプ
についてご紹介します。

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目次

蚊の種類・世界や日本にどれくらいいる?

世界中には、約 2500種類ほどの蚊が生息して
います。

 

そのうち、日本で実際に生息が確認できて
いるのは、100種類ほどです。

 

そんなに多く生息しているとは、思って
いなかった人も多いことでしょう。

 

それには理由があり、人の血液を吸う習性
があるのは・・・

・アカイエカ
・ヒトスジシマカ
・チカイエカ

の3種類だけなのです。

 

ですから、あとの97種は意外と見かける
ことは少ないかもしれませんね。

 

日本で一番多く生息しているヒトスジシマカ
は、体の シマシマ模様が特徴です。

 

 
公園や藪の中などに生息していて、日本では
北海道以外ではどこにでも生息しています。

 

一般的に、「ヤブ蚊」といわれるタイプで、
小さい割に刺されるとかゆみが強いのです。

 

卵から成虫になるまでが約1ヵ月で、成虫と
しての寿命が約1ヵ月です。

 

1シーズンで7世代くらいの 世代交代を行い、
かなりの勢いで繁殖していきます。

 

ヤブ蚊といわれる中には、体長が1cm弱にも
なる、オオクロヤブカというものも生息して
います。

 

また、ヒトスジシマカよりもやや大きめの蚊
が、 アカイエカです。

 

よく夜中に耳元で、「ブ~ン」と不快な音を
立てるのが、アカイエカです。

 

「イエカ」という名前の通り、室内に生息する
ことが多いインドア派の蚊です。

 

体が木褐色であることが特徴で、よく見かける
タイプといえますね。

 

アカイエカに良く似た チカイエカは、冬でも
活動するのが特徴です。

 

「チカ」という名の通り、地下ややや涼しい
場所で生息しています。

 

アカイエカとの区別はほとんど付きませんが、
冬に刺されることがあればチカイエカの仕業
ですね。
 
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蚊の種類によってかゆみや腫れ方が異なる?

そもそも、蚊に刺されるとなぜかゆみや腫れ
が起こるのでしょうか。

 

実は、蚊は人間の血を吸う際、口のストロー
から 唾液を吐き出します。

 

この唾液にアレルギー反応をおこし、かゆみ
や腫れが起こります。

 

個人の体質にもよりますが・・・

一般的には、アカイエカやチカイエカよりも、
ヒトマススジカに刺された方が、強いかゆみ
や腫れが大きくなる傾向にあります。

 

ヒトマススジカは人間の血液が大好きですが、
アカイエカは人間のほかにも、 鳥や犬の血液
を好むようです。

 

大人になると、刺されてすぐにかゆみが出る
のですが、乳幼児は刺されてから数日経って
かゆみや腫れが出ることがあります。

 

刺された回数が多くなると、アレルギー反応
が早くなっていく証です。

 

ただし、高齢者の場合は、刺されてもかゆみ
を感じなくなる人も多くなります。
 
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蚊の種類・デング熱やジカ熱などのウイルスを媒介するのは?

蚊の種類により、媒介する ウイルスが異なる
ため、発症する病気も異なります。

 

最近話題になっているデング熱やジカ熱など
は、日本ではヒトスジシマカが主に媒介
しています。

 

世界中で流行する感染症の多くは、ヤブ蚊が
媒介しているといわれています。

 

日本であればヒトスジシマカ、世界的には
ネッタイシマカといった種類が主です。

 

チクングニア熱や、マラリアもヤブ蚊による
媒介が大きく関与しています。

 

アカイエカやチカイエカの場合は、寄生虫の
1つである「フィラリア」に注意しましょう。

 

特に「マレー状糸虫」というフィラリアが
体内に入ると、脚が象のようになり、信じら
れないほど腫れ上がる「象皮症」が心配です。

 

東南アジアなどに旅行する際は、注意して
おく必要があります。

 

犬の血液も吸うため、対策が必要なのは人間
だけではないようです。

 

いずれにしても、蚊の種類により様々な病気
を発症する危険性があるため、侮らないよう
対策を考えておきましょう。

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