日焼けと皮膚ガンの関係!子供のリスクは?沖縄の人は?
日焼けした肌が
トレンドの時代もありましたね。
昨今では、美白ブームにすっかり変化し、
顔黒の子も少なくなったようです。
「色白は七難隠す」と昔からいわれており、
白い肌は透明感などもあって綺麗です。
紫外線を浴びることで、 皮膚ガンの
リスクが高まることも心配されますね。
十分気を付けていても反射光などを浴びる
ことも多いため、注意したいですね。
そこで今回は、日焼けと皮膚ガンの関係性
や、対策についてもご紹介します。
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目次
日焼けによって皮膚がんのリスクが高まる?
日焼けというのは、 紫外線を浴びてしまい、
皮膚にダメージが与えられた状態のことです。
もう少し詳しく説明すると・・・
紫外線を浴びてしまうと、皮膚の最下層にある
メラノサイトという色素細胞がメラニン色素
を作り出し、紫外線を吸収します。
通常であれば、メラニン色素は新陳代謝により
最後は垢となって剥がれ落ちていきます。
しかし、紫外線によるダメージがあると、代謝
のリズムが狂ってしまい、メラニン色素が シミ
となって皮膚に沈着します。
他にも、紫外線には表皮細胞を破壊する威力も
あり、シワやたるみなどの原因にもなります。
これらのダメージが積み重なると、皮膚の老化
が加速し、皮膚のバリア機能も低下します。
傷付いた皮膚細胞の修復もままならない状態に
なることで、皮膚ガンを発症するリスクが高く
なってしまいます。
突然変異的に現れるガン細胞は、長年をかけて
増殖することもあり、 中高年になると特に増え
てくる傾向があります。
ですから、UVケアは非常に重要です。
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沖縄の人は皮膚ガンになる確率が高い?
沖縄県の紫外線量は、本州に比べ 3~4倍ほども
あるといわれています。
単純に考えれば、皮膚ガン発症のリスクが各段
に高いということになりますね。
しかし、沖縄に住んでいれば、自然と紫外線の
対策も身に付くため、上手にリスク回避を
実践している人も当然多いです。
また、日焼けだけが皮膚ガン発症の原因ではない
ので、発症率が非常に高いといった統計にはなら
ないようです。
沖縄の人は長寿でも有名ですし、皮膚がん自体
の死亡率も高くはないため、 早期発見を心がけ
ていれば問題ないでしょう。
子供や赤ちゃんも日焼けによる皮膚ガンを発症することもある?
WHO(世界保健期間)は、日焼けが皮膚ガンの
リスクを高めることから、 子供への紫外線対策
を推奨しています。
一生に浴びる紫外線の半分は18歳までに浴びる
といわれているため、若い時からの呼びかけが
必要とされています。
実際、18歳くらいまでに浴びた紫外線量により、
大人になってからの発症リスクに差があること
が研究でわかっています。
特に乳児期、幼児期は注意が必要です。
赤ちゃんは肌のバリア機能も未熟であるため、
日焼けしないよう両親が上手に 対策すること
が重要ですね。
ケア用品は、できるだけ低刺激のものを選ぶ
必要もあるでしょう。
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日焼け止めを塗ると皮膚がんのリスクが減る?
日焼け止めを塗ると、紫外線からのダメージ
を 予防することができます。
当然ながら皮膚ガン発症リスクを減らすこと
が可能です。
ただし、皮膚ガンにもいくつか種類があり、
日焼け止めでは防ぎきれないものもあります。
また、酸化チタンや酸化亜鉛を含む商品は、
発ガン性物質を含むという報告もあります。
なるべく天然由来成分の日焼け止めを選ぶ
ことも大切です。
世界的に見て、日本人は紫外線刺激に弱いと
されているため、春~秋までは予防に努める
必要がありそうです。
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