わさびの栄養と効果・効能!お寿司やステーキに!チューブ入りは?
調味料・ わさび。
ツンとした刺激が特徴で、料理の
アクセントになりますよね。
子どもはちょっと苦手な場合もありますが、
大人になるとクセになりますね。
どうしても脇役のイメージがありますが、
優れた栄養成分も含まれています。
そこで今回は、わさびの栄養と効果・効能
についてご紹介します。
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目次
わさびの主な栄養成分は?
わさびは、豊富な栄養素を含む 優良食材の
ひとつです。
βカロテン、ビタミンB群、C、E、K
などが特に目立ちます。
また、カルシウム、カリウム マグネシウム、
ナトリウム、マンガン、カリウム、鉄、亜鉛
などの ミネラルも豊富に含まれます。
もちろん食物繊維も含まれていますよ。
特徴であるあの辛味成分のもとは 「シニグリン」
というものです。
少し難しいですが、グルコシノレートの一種
とされています。
このシニグリンが、すりおろしたときに
分解酵素と混ざり合うことで・・・
「アリルイソチオシアネート」
という辛味の成分に変化するのです。
もちろん、この成分もただ辛いだけでなく、
健康維持効能が期待できます。
最強の野菜・クレソンの栄養と効果・効能!
わさびの効果・効能は?
アリルイソチオシアネートには・・
・利尿作用
・消化促進作用
などがあります。
からしとともにお餅などのカビ防止に
使われるほどの殺菌作用があります。
また、 カリウムも含まれていることで、
利尿作用もさらに強力になります。
一説にはがん予防の効果を発揮するとも
いわれている存在です。
また、ビタミンCは免疫強化や美肌効果
にも優れた成分です。
ビタミンCとEを同時に摂取することで、
抗酸化作用が強力になり、活性酸素に
負けない体作りに役立ちます。
そのため、 動脈硬化、ガンなどにも一定
の効能を示すと考えられています。
ただし、あまり大量に食べられるものでは
ありませんので、刺身だけでなく、料理
に活かす工夫も必要です。
その他、独特な香りにも効能があります。
あの何ともいえない香りには精神安定作用が
あり、ストレス緩和にも一役買ってくれると
いわれています。
わさびの効果・効能!チューブ入りのものは?
チューブ入りのものは、生のものに比べて
安くて簡単に手に入ります。
その理由は、実は原料が違うからです。
もちろんすべての商品が該当するわけでは
ありませんが・・・
チューブ入りに使用されているのは、
ワサビダイコン(ホースラディッシュや
西洋ワサビなど別名多数)と呼ばれるもの。
これを本わさびと混ぜて、コストを下げて
いるものも多いのです。
別物ですから、当然効果や効能も違います。
「本わさび使用」と表記されているものは、
わさびが50%以上配合されています。
「本わさび入り」は50%未満とされており、
成分も随分変わってくると思われます。
健康効果を期待するなら、 生のものを使用
するのが一番です。
わさびの保存と期間!辛味を復活させる裏技も!
わさびの効果・お寿司やステーキに使う理由は?
わさびには、 生臭さを消す作用や、食中毒
の原因となる病原菌に対する 抗菌作用が
あります。
今は衛生管理も徹底されているので、昔と
比べると食中毒も減っています。
江戸時代後期には寿司が大流行しましたが、
当然冷凍技術はなく、保存が一番の問題と
なっていました。
そのため、もともとは抗菌のために使用
されていたようです。
今でも、刺身で食べる時に使われるのは、
魚の生臭さを消してくれる効果があるから
というのも理由のひとつです。
最近では、ステーキなどのお肉と一緒に
食べることもありますが、 レアのお肉の
時は抗菌作用が期待できますね。
さらに、脂っこさを抑え、よりスッキリ
食べやすくなりますね。
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