タバコで頭痛・吐き気・めまいが起こる原因と治し方!副流煙でも!
頭痛に悩まされる
という人は多いかもしれませんね。
または、喫煙者の近くにいるだけで、同じ
ような症状を感じているという場合も…。
有害物質の塊とされているだけに、頭痛の
発端となっている可能性も否定できません。
ただ、詳しいメカニズムは理解していない
喫煙者の方も多いのかもしれません。
「もともと頭痛持ちだから」と諦める前に
その有害性を知っておく必要があります。
そこで今回は、タバコが頭痛を起こす原因や、
その治し方などについてご紹介します。
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目次
タバコで頭痛や吐き気、めまいが起こる原因とは?
タバコに含まれるニコチンには、血管を
収縮させる作用があります。
そのため、脳に十分な酸素を届けにくく
なることで「緊張型頭痛」を引き起こす
原因になるといわれています。
また、同時に 興奮作用もあり、自律神経
において交感神経が優位になってしまい、
筋肉の緊張がとれなくなってしまいます。
当然、血行不良を起こし、頭痛に繋がる
要素を持っていることになります。
また、血管内に不要な物質が混ざること
により、血圧が上昇し、心拍数も増して
くるため、片頭痛持ちの方も要注意です。
また、ニコチン、タール、一酸化炭素を
はじめとする200種類の有害物質により、
中枢神経に悪影響を及ぼしています。
吐き気やめまいを起こしても、不思議な
ことではありません。
また、その 依存性から禁煙できない状況
に陥ることで・・・
血管、肺、喉頭、食道、胃、肝臓、心臓、
脳など、様々な臓器にダメージが蓄積され
ていきます。
ちなみに、タバコを吸っている人は、常に
何らかのストレスを感じている場合が多い
という統計があります。
ストレスが自律神経をさらに乱し、生活
習慣病の原因となる 活性酸素を大量に
増やす悪循環も繰り返しています。
タバコによる頭痛・副流煙を吸って起こることも!
タバコを吸っていない人でも、 副流煙が
頭痛を引き起こすこともあります。
臭いなどに過敏に反応してしまう場合は、
「受動喫煙症」という病気の可能性も
あるようです。
そのまま我慢し続けていると、最悪の場合、
タバコによる化学物質過敏症となる
危険性も持ち合わせています。
頭痛や吐き気、めまいだけにとどまらず、
臭いを嗅いだり煙を吸ったりしただけで
ショック症状を起こすこともあります。
現在この病気の治療法はありませんので、
なるべく喫煙者に近寄らないようにする
必要があります。
また、病気としての認知度も低いので、
初めて症状を見た方は、ヒステリーなどと
勘違いすることも多いといわれています。
喫煙者の近くにいるだけで、頭痛や吐き気、
めまいなどの過剰反応が起きる人は、念の
ため医師に相談するべきですね。
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タバコによる頭痛の治し方!
タバコによる頭痛の 治し方を紹介しますが、
あくまでも禁煙が第一と考えて下さい。
では、一時的に症状を抑える方法をご紹介
しておきます。
まず、頭痛を感じた時には、 温めるように
しましょう。
温めることで血管を広げ、筋肉の緊張を
取り除く効果があります。
特に、首や肩、後頭部を中心に温めると
効果的です。
ホットタオルで温めたり、自宅にいる時は
お風呂に入って全身を温めましょう。
下記の頭のツボ圧しも有効です。
・百会(ひゃくえ)
両耳を繋ぐ線上で、頭のてっぺんにある
ツボ。
自律神経を整える効果があり、頭痛やめまい、
精神疾患などにも有効とされています。
・太陽(たいよう)
目尻のすぐ外側の大きな凹みにあるツボ。
眼精疲労などによる頭痛にも有効で、目
の疲れなどにも有効です。
その他、後頭部の髪の生え際には、下記の
ツボが並んでいます。
・天柱(てんちゅう)
・風池(ふうち)
・完骨(かんこつ)
首と頭の骨の境を、内側から耳の裏の窪み
まで横に移動しながら刺激していきます。
天柱、風池は肩こりにも有効で、めまいが
する時は、とくに完骨が効果を発揮します。
喫煙者が頭痛になるのは仕方ないことかも
しれませんが、吸わない人まで影響が出る
のはつらいですね。
対処法も頭に入れつつ、ひどい場合は医師
の診察を受けて下さい。
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