タバコで血液ドロドロ・循環も悪い!血液検査ですぐバレる?
タバコは体に悪いと思っていても、
やめられない人は多いですね。
長年吸っているとニコチン依存症になり、
一筋縄とは行かないのも難点です。
今の世の中、喫煙者は肩身の狭い思い
をする時代ともなっています。
家族や友人に内緒で吸っているという方
も多いかもしれませんね。
今回は、タバコと血液の関係についての
話になりますが、本当にドロドロして
循環が悪くなったりするのでしょうか。
また、血液検査の結果を見れば、すぐに
喫煙者だとバレてしまうものでしょうか。
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目次
血液検査でタバコを吸っていることがバレるの?
タバコを吸っている人は、血液検査の時に
白血球数が上昇していることがあります。
ただし、病気による上昇とは異なり、大幅
に数値が変わることはないため、当てには
ならない程度のものとされています。
また、喫煙のチェックを目的に検査をする
こともあります。
この場合、血中のニコチンを測定すること
は可能です。
しかし、数時間から数日で代謝されてしまう
ため、間隔が開いていれば当然わかりません。
他にも、 HDL(善玉)コレステロールが低く
なることもありますが、喫煙者と確定する
ほどの数値の変化はありません。
つまり、一定の間隔が開いていれば、血液
検査でバレることはありませんが、非常に
危険です。
タバコを吸っていることを隠していたり、
嘘をついていると、病気の発見を妨げる
結果に繋がることもあるのです。
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タバコを吸うと血液がドロドロになる?循環も悪くなる?
タバコを吸うと血液が ドロドロになると
いうのは本当です。
特に、ニコチンは中性脂肪の合成を促進し、
悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステ
ロールを減らすという作用を持っています。
また、ニコチンやタールなどの有害物質の
作用により、体内には大量の活性酸素が
発生します。
この活性酸素により、悪玉コレステロールが
酸化し、さらに毒性を強くしてしまいます。
その他、タバコの有害物質は 血小板を凝固
させてしまうという作用もあります。
血小板は血管が破れたときに修復するという
役割を持っています。
喫煙者は、血管が破れていないのに血小板が
凝固してしまうことにも繋がります。
そのため、血液がドロドロになるだけでなく、
命の危機にもなる血栓を作ってしまうことも
十分考えられることです。
もちろん、 血液の循環も悪くなります。
血液がドロドロになり、血小板が凝固すること
も理由ですが、その他に血管を収縮させる作用
もあるのです。
タバコを吸うと体内にニコチンや一酸化炭素を
取り入れることになりますが、そのせいで心臓
や 循環器系にも悪影響が出てきます。
血管が収縮すると、当然血圧が上昇し、心臓の
鼓動も速くなります。
タバコ1本で20回脈拍を速くするようです。
体内の動脈が細くなると、血液が循環しにくい
状態になるため、心臓は普段より活発に動き、
血液を多く送り出します。
しかし、 一酸化炭素がヘモグロビンと結合する
ことで、本来全身に運ぶべき酸素を供給できなく
なります。
タバコに含まれる一酸化炭素は、酸素よりも
200~300倍ほどヘモグロビンと結合しやすく、
全身の酸欠状態を引き起こす物質です。
この影響で活発に動く必要のある心肺機能が
弱ってしまい、血液循環も難しくなります。
タバコ1本吸うだけで、これだけの悪循環が
体の中で起こっていることになりますが、
これは単なる一例であり、氷山の一角です。
動脈硬化による心筋梗塞、脳梗塞をはじめ、
肺がんなどをイメージする人も多いですが、
有害物質は血液循環で全身を巡ります。
体中のどこにガンなどを引き起こしても
何ら不思議ではありません。
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タバコを吸う人と血液型は関係あるの?
タバコを吸う人は、 血液型との因果関係が
噂されています。
残念ながら、過去に統計を取ったという
データは見つかりませんでした。
しかし、家族や友人との付き合いなど、
周りの環境により吸い始める人が多いため、
血液型とは関係がないように思えます。
日本人はA型が多いので、最も多い喫煙者
は、A型になると予想されます。
いかがでしたか?
肺気腫や肺がんなども怖いですが、血液や
血管に与える ダメージも、非常に恐ろしい
病気に繋がりかねません。
血液ドロドロをサラサラにするため、
酢玉ねぎを作って毎日食べたり、この際
きっぱり禁煙するのも良いでしょう。
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