餃子・焼売・ワンタン・春巻き・小籠包の違い!皮や具材は?
点心というのは人気
のメニューですよね!
餃子、焼売、ワンタン、春巻き、小籠包
など、色々ありますね。
皮や具材にも色々と違いがあるようですが、
それぞれに定義が存在するのでしょうか。
そこで今回は、この5大人気点心ともいえる
餃子・焼売・ワンタン・春巻き・小籠包の
違いを比べてみました!
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目次
餃子・焼売・ワンタン・春巻き・小籠包の違いとは?
闇雲に違いを探すのも大変なので、それぞれ
の定義を 比較してみましょう。
★餃子とは?
日本人に一番馴染みが深いのが餃子ですね。
定義は、小麦粉に水を加えて薄く伸ばした
丸い皮で、餡を包んだものです。
棒餃子などもありますし、包み方にとくに
決まりはありません。
餡は、肉や野菜、エビなどが多いですが、
これも、とくに決まりはないようです。
日本で餃子といえば、焼きがメインですが、
本場・中国で主流なのは茹でた水餃子です。
他にもスープ、揚げ、蒸しといった具合に
バリエーションは豊富です。
比較的定義が広めに設定されている印象が
あり、様々な種類がありますね。
★焼売とは?
豚の挽肉を小麦粉の皮で包み、蒸したもの
を呼んでいます。
具は、海老やカニ、牛肉などを入れたり、
皮の代わりに もち米を使ったりすること
もあります。
餃子との違いは、皮が薄く四角いことと、
円柱状の形です。
ただし、丸い皮を使用する場合もあるため、
一概にはいえません。
他には、中にデンプンがやや多く配合されて
おり、味付けも濃い目でそのままでも食べら
れるという特徴があります。
日本では、醤油、酢、辛子などが一般的な
たれのベースですが、中国では何も付けず
食べることも多いとされています。
また、最初は必ず蒸して調理するのも特徴
で、揚げ焼売も蒸したものを揚げていると
いうことになります。
ちなみに、日本では比較的子供が嫌いな
グリーンピースが彩リとして乗っています。
これは、ショートケーキに乗っているイチゴ
をイメージしたもので、学校給食から始まり
今日に至ります。
★ワンタン(雲吞)とは?
薄く伸ばした小麦粉の四角い皮で、肉や魚介、
野菜などの餡を包みます。
それをいったん茹でてからスープに入れて
食べるものを雲吞(ワンタン)と呼びます。
「焼売・ワンタンの皮」として販売されて
いる商品もありますので、皮は焼売とほぼ
同じと考えて良いでしょう。
麺と一緒に食べるワンタン麺は、中国の長い
歴史においても、比較的新しい食べ方です。
中国の華北で生まれましたが、最初は餃子
と区別されていなかったとされています。
現在のワンタンの形は、唐の時代になって
からのことで、ワンタンと餃子が区別される
ようになりました。
スープに入れるほか、揚げたものも
人気があります。
日本では小麦粉にかん水を入れた皮を使用
し、具は少なく、三角に折るのが一般的です。
★春巻きとは?
日本で馴染みの深い春巻は、広東料理の1つ。
具は、たけのこ、豚肉、椎茸などを千切りに
して炒め、調味したものです。
小麦粉で作った皮で細長く包み、油で揚げた
ものが主流です。
中国と日本では具材が異なるため、少し風味
が違うともいわれています。
具材に火を通してから包む、というのが他の
点心との違いとなります。
その名前は、立春のころに旬の野菜となる
具材を利用して作られたことに由来します。
中国だけでなく、アジアではベトナム、タイ、
フィリピン、シンガポールなどでも食べられ
ている人気メニューです。
具材や皮、調理方法も国によって異なるため、
定義はかなり広めに設定されています。
また、ベトナムなどの生春巻きは米粉を使用
したライスペーパーで作られています。
★小籠包とは?
豚の挽肉などの具材を薄い小麦粉の皮で包み、
蒸したものです。
皮の中には肉汁などのスープが豊富で、噛んだ
瞬間溢れ出てくるのも特徴ですね。
フーフー息をかけて食べないと、口の中を
火傷することも多いですね。
蒸したものが基本ですが、最近は「焼き小籠包」
というものもあります。
元々のレシピでは、豚皮を煮込んで冷やして作る
ゼラチン質の「肉皮凍」というものを包みます。
現在は、鶏肉を使用したり、食用のゼラチンで
スープを固めたものも多いです。
固まったスープが加熱によって溢れ出すのが
一番の魅力ですね。
起源は1871年なので、他の点心と比較しても
歴史的にはかなり浅いです。
上海が発祥の地として知られていて、今では
上海名物の1つになっています。
ここまで5つの点心をご紹介しました。
皮の形、厚みのほか、焼く、揚げる、蒸す
といった調理法の違いがウエイトを占めて
いるようですね。
具材に関しては好みの問題かと思われます。
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