大人の目やにの原因!普段から多い?充血や咳、熱、鼻水があれば?
目やにがついている
ことが多かれ少なかれありますよね。
目やには新陳代謝による老廃物なので、
多少のことは心配ありません。
ただし、多過ぎるときや、目が開かない
ほどになってしまうと危険信号です。
「目は一生もの」ですし、非常に
デリケートな部分です。
他に充血なども見られたら、慎重に対処
したいですね。
そこで今回は、大人の目やにの原因や
対処法についてご紹介します。
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目次
大人の目やに・普段から多い人の原因は?
目やにというと、 子供に多いイメージ
がありますが、大人でも普段から多い
と感じている人もいます。
大人になると、普通は新陳代謝の速度
も落ちてきますので、少なくなるのが
普通です。
しかし、そもそも目やにとは、どんな
ものなのでしょうか。
医学用語では、「眼脂(がんし)」と
呼ばれ、朝の寝起きに目頭にこびりつく
ことは誰にでもあることです。
もともとは、目の結膜や角膜上皮から
分泌される 粘性の液体で、主成分は
ムチンとされています。
また、目には常に涙が薄い膜を作り、
ゴミやまぶたの老廃物を絡めとって
眼球を保護しています。
そして、大元となる粘性の液体と共に、
不要になった涙膜が鼻涙管を通って
鼻腔に流れていくという仕組みです。
ということは、目やにの多くは、鼻の
老廃物や鼻水などと一緒に処理される
はずのものなのです。
ただし、寝ているときは、まばたきが
当然できませんよね。
もちろん、ゴミなどを含む粘性の液体
を流すことができず、固まってしまい
目やにとなるわけです。
朝起きたときに沢山できることが多い
ですが、そういった理由があります。
その量にも個人差があり、特に病気
もないのに普段から多いと感じる人
もいるようです。
それでも、寝起きにできる乾燥した
目やにであれば、特に気にする必要
はありません。
パソコンやスマートフォンを多く利用
して目が疲れている人…。
ドライアイの人、コンタクトレンズを
利用する人は多く溜まることも珍しく
ありません。
また、冷暖房を使用して乾燥した室内
にいることが多い人も、ドライアイに
近づき、目やにが多いとされています。
乾燥を防ぐ目薬などを使用すると、幾分
改善されることもあります。
ただし、下記ような特徴があれば、眼科
医に相談したほうが良いかもしれません。
・寝起きに目が開かなくなる程、大量にできている。
・黄緑かかった色がとても濃い。
・白くて、粘性が非常に強い。
単に、目の疲れが原因かもしれませんが、
それに応じた点眼薬などを処方してくれ
ますので、安心できますね。
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大人の目やに・咳や熱、鼻水、鼻づまりがある原因は風邪?
特に子供は風邪をひいたり、体調不良の
サインの1つとして目やにがあります。
ただ、 大人も同様に、風邪などが原因
で、その量が増えることがあります。
これは、目と鼻が体内でつながっていて、
涙が涙管から涙鼻管を通り、汚れなどを
流す仕組みになっているからです。
風邪をひいて鼻づまりがあると、涙鼻管
の流れが悪くなったり、ひどい時には鼻
に 細菌感染が起きて、涙管を逆流してくる
こともあります。
そうすると、涙で流しきれなかったゴミ
や老廃物が行き場をなくして、最終的に
目やにとして固まってしまいます。
もちろん、これは一時的なもので、
風邪が治れば改善されます。
37℃程度の熱、咳が多い、鼻水や鼻づまり
も同時に現れることが多いため、比較的
わかりやすいと思います。
インフルエンザの場合、 38℃以上の高熱
が出ますので、悪寒を伴うことも多いため、
区別しやすいかと思われます。
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目の充血も見られる原因とは?
目の充血がある場合には、乾燥や疲れが
原因のこともあります。
ただし、特に長びくようであれば、別の
目の病気を疑う必要もあります。
たとえば、細菌性、ウイルス性の結膜炎
といった病気です。
風邪と同時に罹ることも多いですが、
黄緑や白の膿のような目やにがでます。
特にウィルス性結膜炎は感染力が強く、
家族で同じタオルを使用することも
できません。
また、プールやお風呂でも感染して、
他人に移すこともよくあることです。
早めの処置が必要になりますので、
早急に眼科を受診しましょう。
その他、花粉症などが原因となる
アレルギー性結膜炎もあります。
いずれにしても、目やにが出る病気
というのは、 痒みを伴う特徴があり
ます。
迂闊に擦ったりすると、結膜や角膜
を傷つけることもあるため、要注意
となります。
眼科で適切な処置を受けて下さいね。
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