豆腐の食べ過ぎは太る?下痢や腹痛、頭痛の他、結石を作る?
代表格ともいえる 「豆腐」。
「畑のお肉」といわれる大豆を原材料とする
高たんぱく低カロリーの優秀な食材です。
また、大豆にはイソフラボンが豊富に
含まれており、女性の味方ともいえます。
ただし、どんなに体にいい食べ物でも
食べ過ぎは良くないようです。
そこで今回は、豆腐の食べ過ぎによる弊害
についてご紹介します。
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目次
豆腐の食べ過ぎは太る?下痢や腹痛を起こすことも?
一時期、豆腐の食べ過ぎは 太る原因になる
という噂がたったことがあります。
大豆からできている豆腐は、植物性の良質
なタンパク質が豊富に摂取できます。
肉や魚などの動物性タンパク質より、吸収
が良いので太りやすいといった噂でしたが
この説は嘘だったようです。
動物性、植物性に関わらず、ダイエット時
にはタンパク質を摂取することが推奨されて
います。
タンパク質は血や筋肉のもとになるため、
エクササイズの効果を高めてくれます。
しかし、豆腐はヘルシーといっても、分量
をたくさん食べてしまえば同じことです。
そこは摂取カロリーを把握して、どれだけ
食べたら太るという計算をすると良いです。
100g当たりのカロリーは・・・
・絹ごし豆腐:57cal
となっています。
ちなみに一丁当たり300gほどのパッケージ
を使用していることが多いです。
ダイエット食としている人は、一度計算
してみて下さいね。
また、豆腐の食べ過ぎで 下痢や 腹痛を起こす
人がいます。
もちろん水分が多いことも理由の1つですが、
作る過程で使用される「にがり」に原因が
あるようです。
にがりの成分は 塩化マグネシウムですが、
実は便秘薬にも使用されている成分です。
過剰摂取によりお腹が緩くなったり、下痢を
することも珍しくありませんので、ご注意を。
「お腹を下すなら痩せられる」と思う人も
いるかもしれませんが、肌にも悪影響が出る
ため、もっと健康的な痩せ方を考えましょう。
豆腐の食べ過げぎは結石を作るって本当?
2015年6月、中国で男性の体内から 腎臓結石
が420個も見つかったというニュースが報じ
られました。
その男性が毎日食べていたのが中国産の豆腐
だったそうです。
中国では、豆腐を凝固させるのにために
硫酸カルシウムを使用する地域があります。
それが原因で、結石が作られたのでは?
という説も浮上しました。
その他にも、水分をあまり積極的に摂らない
などの食生活が悪影響した可能性も指摘され
ています。
日本で使用されている主な 凝固剤として…
・塩化カルシウム
・グルコノデルタラクトン
・硫酸カルシウム
などがあります。
これを見る限り、日本でも豆腐の食べ過ぎ
で結石ができることを、はっきり否定する
ことはできないようです。
豆腐の食べ過ぎが頭痛を引き起こすって本当?
この噂は完全に 嘘のようです。
頭痛が起きる要因は様々あり、たまたま
豆腐をよく食べていたら、症状が現れた
のでしょう。
豆腐は大豆からできていますが、豆製品は
低GI食品といわれ、血糖値の急激な上昇を
予防する効果を持っています。
食事の際に取り入れることにより、どちらか
といえば偏頭痛などを予防する効果が期待
できます。
また、豆腐はマグネシウムを含む食品ですが、
マグネシウムやビタミンを多く含む食品は、
頭痛の緩和に役立ちます。
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豆腐の食べ過ぎで大豆アレルギーになる?
偏った食材を過剰摂取することで、 アレルギー
になる症例はいくつかあるようです。
もちろん大豆製品もその1つです。
ただし、大豆アレルギーの抗原性からいうと、
豆腐はあまり高くありません。
製造過程において、タンパク質が分解されて
いるからです。
大豆やおから、枝豆など、そのままの状態の
もののほうが、加工品よりも抗原性が高い
傾向にあります。
ただし、大豆アレルギーの原因になりうること
は否定できませんので、食べ過ぎると思わぬ
副作用的な現象が起こるのかもしれません。
当たり前かもしれませんが、どんな食材も
栄養バランスを考えて摂取することが大切
ですね。
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