ピーナッツの食べ過ぎは太る・ニキビが増える・鼻血が出る?
お酒のおつまみにぴったりの ピーナッツ。
落花生の種を食べているのですが、全国の
生産量の約8割は千葉県が占めています。
ついついもう1つまみと手を伸ばしている
うちに、止まらなくなって食べ過ぎること
も多いですね。
子どもの頃、ピーナッツを食べると
「鼻血が出る」といわれたり、お腹を下す
という噂もよく聞かれます。
なんとなく高カロリーのイメージがあるため、
健康には良くないのかなと思うことも…。
そこで今回は、ピーナッツの食べ過ぎによる
体への弊害をご紹介します。
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目次
ピーナッツの食べ過ぎは太る?
ナッツ類は 脂質が多いため、太るイメージ
がありますね。
実際、ピーナッツの100gあたりのカロリーは
560Kcal程なので、決して低くはありません。
また、加工の際に バターや 塩分を添加して
いることが影響して、水分を体にため込んで
しまうと太りやすくなります。
最初はむくみ程度ですが、過剰摂取は太る
原因となってしまいます。
そろそろ止めようと思っても、なかなか手が
止まらなくなるため、体型を気にしている人
は要注意ですね。
ピーナッツの食べ過ぎはニキビが増える?
ピーナッツには油分が多く含まれるため、
胃や腸などの消化管に負担をかけてしまう
ことがあります。
それが結果として肌荒れやニキビの原因に
なることがあるようです。
また、過剰摂取により 皮脂の分泌量が多く
なるため、それを餌にしているアクネ菌
などの常在菌の増殖も心配されます。
もともとアクネ菌などは毛穴に潜伏して
皮脂腺から分泌される皮脂を餌にしながら
毒素を吐いています。
当然、毛穴が根詰まりを起こして毒素が
たまり、ニキビが増えることが考えられ
ます。
ただし、ピーナッツに含まれる オレイン酸
過酸化脂質と結びつきにくく、活性酸素の
発生を抑制する効果があります。
また、ビタミンEによる抗酸化作用もある
ため、活性酸素が増えるのを抑制し、動脈
効果のリスクを下げ、老化防止にも繋がり
ます。
あくまでも食べ過ぎが良くないということで、
適量を摂取すれば、体に良い成分が多いです。
ピーナッツの食べ過ぎは鼻血が出る?
ピーナッツを食べると 鼻血が出るというのは、
もはや都市伝説みたいなものです。
実は、全く科学的根拠がありません。
ピーナッツに含まれるビタミンEやチロキシン
といった成分には、血流を良くする効果が
あります。
しかし、それと鼻血の因果関係もありません。
食べ過ぎないように促すために生まれた
迷信だということでしょう。
ちなみにチョコレートも同じような迷信が
ありますが、もちろん関係ありません。
落花生(ピーナッツ)の栄養・効能!
下痢や便秘、腹痛を起こすことも!
ピーナッツを食べ過ぎると下痢や便秘など
の他、 腹痛を起こすという噂が聞かれます。
これは、ピーナッツの油分によって消化吸収
がスムーズに進まず、消化管に負担をかけて
しまうことが主な原因です。
また、薄皮には タンニンと呼ばれるポリフェ
ノールの一種が含まれているため、便秘の
原因にもなり得るといわれています。
逆に、下痢を起こす人もいますが、消化が
良くなければ、当然お腹を下すことも考え
られることです。
ただし、1日20粒程度食べたくらいで腹痛
などを引き起こすこともまずありません。
どちらかといえば、抗酸化作用などによる
美肌効果や生活習慣病の改善が期待できる
ため、食べ過ぎなければむしろ健康維持
効果も高いといえます。
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