さんまの栄養・効能・カロリー!内臓には?刺身や缶詰で違う?
さんまが店頭に並ぶ頃になると、
秋が深まってきたな~と感じませんか。
とくに出回ってすぐの時期には、
食べたくなる人も多いですよね。
さんまは美味しいだけでなく、
栄養価も高い魚です。
塩焼きしても、刺身にしても、缶詰でも
美味しくいただけて健康にも良いのです。
そこで今回は、さんまの栄養成分と効能
カロリーについてご紹介します。
Sponsored Link
目次
さんまの栄養成分は?内臓は?
さんまの栄養成分で特徴的なのは、
タンパク質が豊富ということです。
牛肉やチーズよりもタンパク質が多く、
さらにその多くが体内で作ることの
できない必須アミノ酸です。
さらに、 脂肪分も多く含まれていますが、
サプリメントにもなっている栄養成分、
DHA(ドコサヘキサエン酸)がたっぷり
含まれています。
同じく、EPA(エイコサペンタエン酸)
も注目を集めている成分で、この2つの
不飽和脂肪酸は、冷えても固まること
がありません。
そして、さんまといえば、はらわたも
食べられますが、あの独特な苦味には、
好き嫌いがはっきり分かれますよね。
しかし、さんまの内臓には、 ビタミンAが
豊富に含まれています。
その他にも、ビタミンB1、B2、C、
ナイアシンが含まれており、栄養の宝庫
なんですよ。
捨ててしまうのは勿体ないので、食わず
嫌いの人には一度挑戦してほしいですね。
さんまの効能とカロリーは?
まずは DHAです。
DHAには、悪玉コレステロールを減らし、
善玉コレステロールを増やす働きがあり
ます。
悪玉コレステロール値が高い人は積極的
に摂りたい栄養素です。
他にもDHAは「頭が良くなる」と言われて
いますが、 脳細胞の活性化と、 眼網膜の
の活性化に繋がると言われています。
脳を活性化させるので、痴呆症の予防にも
良い効能を持っていると言われています。
そして EPAには、動脈硬化を予防する効果
があります。
脳血栓の予防や改善に繋がるとも言われて
おり、脳梗塞などを未然に防ぐ力を持って
いるようです。
DHAとEPAだけでも健康効果は抜群ですし、
サプリメントになっているのも納得です。
何より、 血液サラサラ効果は中年以降に
なると有難いですよね。
内蔵に含まれているビタミンAは、とくに
目の健康に役立ちます。
最近では、ビタミンAを配合した点眼薬
も市販されてきていますよね。
他にビタミンDは骨粗鬆症予防、ビタミンE
には活性酸素を抑制する抗酸化作用がある
と言われています。
さんまは動物性タンパク質だけでなく、
様々な栄養と嬉しい効能を持っています。
また、カロリーについては可食部100gあたり、
310kcalとなっています。
脂がのっている分、魚の中でもカロリーは
高めですが、牛ロースや豚バラに比べると
低い数値で、ヘルシーですね。
さんまの塩焼き・簡単な骨抜きも!
さんまの栄養・刺身や缶詰では異なる?
スーパーでさんまの お刺身を買ってきたり、
しっかり味付けされた 缶詰を購入したりする
こともありますね。
さんまは焼くと脂肪が落ちてしまうので、
刺身で食べるほうがDHA、EPAは多く摂取
することができます。
ただし、内臓を食べないとビタミン類は
ほとんど摂取できません。
缶詰というと、なんとなくジャンクフード
のようなイメージがありますが、実は栄養
価も高いです。
まず、缶詰全体に言えることですが、保存料
や防腐剤などの添加物を使用する必要がない
ため、余計なものが入っていません。
そして、さんまなど魚の缶詰には、鮮魚と
同じくらいDHA、EPAが含まれています。
加熱すると失われてしまうビタミン類も、
空気を遮断した真空状態で加熱している
ので、自宅で調理するよりも多く残って
いるようです。
とくかく魚の缶詰を使用する時は、栄養価
を考慮して、汁まで使うのがおすすめです。
もちろん 旨味成分も多く含まれていますので…。
生のさんまを買ってきて調理できない場合、
刺身や缶詰を購入して食べるのも良いですね。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。