ハムスターの共食いの理由とその夢を見る意味は?防止策は?
ハムスターは 「共食い」をすることがあります。
飼っている子どもがその様子を見たら、
トラウマになるかもしれませんね。
エサも欠かさず与え、大事に育てていた
にも関わらず、なぜなのでしょうか?
また、そんな光景を夢で見ると、何かを
暗示しているとも言われています。
スピリチュアルな問題ですが、その意味も
気になりますね。
そこで今回は、ハムスターの共食いの理由や
防止する方法・夢の話までご紹介したいと
思います。
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目次
ハムスターの共食い・理由は?
ケースとしては、大きく分けて2パターン
あります。
1つ目は、縄張り意識からくるケンカです。
ハムスターは群れることなく、1匹で暮らす
という習性があります。
そのため、非常に 縄張り意識が強く、同じ
ハムスターであっても、自分の生活環境に
足を踏み入れる者を敵と見なします。
同じケージ(小屋)の中に2匹入れてしまうと、
こうした縄張り意識からケンカが勃発します。
結果として1匹が勝つことになりますが、
負けたハムスターもケージから出ることが
できず、逃げ場を失ってしまいます。
そのため、勝った方は負けた方を攻撃し続け、
やがて弱い方は死んでしまいます。
その死体が勝ったハムスターにとっては、
ただの餌でしかなくなってしまうため、
共食いが起こってしまうのです。
(※共食い動画は控えさせて頂きました)
2つ目は、親ハムスターがわが子を食べる
という、なんとも怖いケースです。
本来であれば、どんな動物であれ、
わが子は誰よりもかわいいはずです。
それはもちろんハムスターにとっても同様
ですが、実際に子供を食べてしまうことが
あります。
これには下記のような理由が考えられます。
・母親の栄養不足
ハムスターは1回の出産で2~12匹ほどの
子供を産みます。
そのため、非常に体力を消耗することで
通常より大量の餌(栄養)を必要とします。
母親が十分な栄養が摂れず死んでしまうと、
結果的に子供全員が死んでしまいます。
そこで、自身の栄養補給のために自分の子供
の1匹を犠牲にして食べてしまうと言います。
残酷なようにも見えますが、最小限の被害で
食い止めるにはやむを得ない措置ともいえます。
・母親にかかる過度なストレス
母親は出産で相当のエネルギーを消耗します。
そのため、自身がストレスでまいってしまうと
子供を育てられないと感じ、子供を食べたり
育児放棄をしてしまうようです。
・外敵と勘違いするパターン
母親が出産した子供を、私たちが1匹だけ
抱いてしまったりすると、人間の匂いが
うつってしまいます。
そうすると、1匹だけ他のハムスターと違った
匂いとなり、敵だと勘違いして他の子を守る
ために攻撃してしまいます。
ハムスターは視力が弱く、匂いで敵か否か
を判断しているのです。
ハムスターの共食い・防止するには?
では、この共食いを 防止する策は、どんな
ことが考えられるでしょうか。
縄張り意識によるケンカに対して最も良い
防止策は、ケージを別々にすることです。
仲良く暮らすということが種の特性上
期待できないため、仕方ありません。
また、母親が子供を食べることを防ぐには
・母親に十分な餌を与える
・出産前後にむやみに覗き込まない(ストレスをかけない)
・1匹だけ触れるということをしない(触れるなら子供すべてを)
ということが大切になります。
私たちが少し気遣ってあげれば、共食い
を未然に防ぐことはできるようですね。
ハムスターが共食いする夢・どんな意味があるの?
ハムスターを飼っている方で、共食いに
ついて知っている方であれば、その光景
を 夢の中で見ることがあるようです。
これは、自分自身に何らかの葛藤がある
場合や、同性に対する悩みがあることを
意味しているようです。
同類の何かが、せめぎ合っている場合に、
そういう夢を見ることがあるそうです。
知人や同僚の方を敬遠したい気持ちや、
ライバルとして見なしていることなどが
関係しているのかもしれませんね。
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