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歯茎の後退の原因は加齢、歯磨き、電動歯ブラシ?予防と治療は?

歯茎 後退

歯茎の後退の原因は加齢、歯磨き、電動歯ブラシ?予防と治療は? 歯茎が痩せるとか、後退するとか、下がる
とかいう話を聞いたことがありますか。

一度、鏡で自分の歯茎を見てみましょう。

 

「あれ、こんなに歯が長かったかな?」
「歯茎の色も悪い気がするなぁ~!」

そう思ったら、それは歯茎が後退してきた
証拠かもしれませんね。

 

この現象は一体どこに原因があるのか、
予防策や治療法はあるのか、ご紹介しますね。

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目次

歯茎の後退・原因は加齢?歯磨き?電動歯ブラシ?

歯茎が後退する原因はいくつかあります。

「加齢」 「歯周病」も原因として
挙げられます。

 

加齢について言えば、歯茎は特に間違った
手入れをしたわけでなくても、なんと10年
2ミリ下がるという説があります。

 

20代と60代という年齢で比べると、どれほど
下がるかを計算するのも怖いですね。

 

「歯周病」は最終的には歯を支えている骨が
溶けてしまうという恐ろしい病気です。

とくに歯槽膿漏に発展すると、なかなか治療
も難しくなります。

 

もちろん、加齢や歯周病による歯茎の後退は、
正しい歯磨きや歯茎のお手入れによって予防
することができます。

 

しかし、間違った歯磨きをしてしまうと、
さらになる悪化を加速させてしまうことも。

 

特に、「磨き過ぎ」がいけません。

力まかせにゴシゴシ磨くと、歯茎を削り
取ってしまいかねないのです。

 

なんとなく力を入れて磨かないと、綺麗に
磨けた気がしないという人も多いですよね。

 

また、やたらと 歯間ブラシを通すのも、
歯茎を傷つけてしまいます。

 

電動歯ブラシも使い方には注意が必要です。

パワフルな電動歯ブラシで磨くと、スッキリ
した気分になれますが、その感覚だけを
求めてはいけないのです。

 

歯磨きは柔らかめの歯ブラシでソフトに、
マッサージするようなつもりで優しく行う
必要があります。

 

よく歯科衛生士さんに指導を受ける方は
ご存じだと思いますが、歯ブラシの握り方
は、鉛筆を握るのと全く同じです。

 

これなら余計な力が入らず、しかも、歯垢
を落とすのにも最適です。

 

その他、歯のかみ合わせが悪い場合も、
歯茎が後退してしまうことがあります。

 

その場合は矯正を行うことになりますので、
歯科医師とよく相談したほうが良さそうです。
 
歯がしみる原因は本当に虫歯?知覚過敏や歯槽膿漏も!
 

 

歯茎の後退・しみる場合は知覚過敏かも?

冷たいものや熱いものが歯にしみる場合
には、 知覚過敏の可能性もあります。

 

歯茎の後退によって、本来は歯茎で覆われて
いるはずの歯の根元の象牙質がむき出しに
なってしまいます。

 

そこに冷たいものや熱いものが触れると
歯神経を刺激して痛みを感じるわけです。

 

人によっては前歯がしみる、奥歯がしみる
などの違いはありますが、食事の度に不快
な思いをするのは困りますよね。

 

知覚過敏を治す方法は様々ですが、まずは
前述した柔らかめの歯ブラシで 歯垢の除去
に努めて下さい。

 

特に歯茎と歯の境目を意識して磨くように
しましょう。

 

長い間、歯がしみるのは困りますが、実際に
何ら治療をしなくても、知らない内に痛みが
消失することも多いものです。

 

また、歯を磨いた後に、何度も水でうがいを
する人がほとんどだと思いますが、僅か50cc
の水で1~2回ゆすげば十分です。

 

歯磨き粉に含まれる歯の再石灰化に欠かせない
成分・ フッ素を全て洗い流してしまうと意味が
ありませんので、ご注意を!
 
塩で歯磨きすることの効果!歯茎を傷めることも?
 

 

歯茎の後退は治る?治療法や予防法は?

いくら気を付けていても、歯茎が下がって
しまうことを完全に防ぐことはできません。

 

そして、下がってしまった歯茎を元に戻す
ことはかなり大変ですが、不可能な訳では
ありません。

 

回復させるための治療方法は2つあります。

「遊離歯肉移植」 「結合組織移植」
呼ばれるものです。

 

他の部位から取ってきた歯肉や結合組織を
後退してしまった部位に移植するのです。

 

数ヶ月で、定着し健康な歯茎を取り戻す
ことができます。

 

また、歯茎の後退の原因が噛み合わせに
問題がある場合には、噛み合わせの調整
を行います。

 

さらに、 「エクストルージョン」という歯
や歯茎を引き上げる方法や、隣の歯茎を移動
させる「歯肉弁側方移動術」という方法も
あります。

 

いずれにせよ、少し大掛かりになるため、
専門医との相談の上で、一番良い方法を
検討していくことになります。

 

また、後退を防ぐ一番の方法は、歯周病に
ならないようにすることです。

 

それにはまず、夜寝る前の歯磨きを欠かさ
ないようにすることです。

 

寝ている間は唾液の分泌量が減って、菌が
増殖しやすくなるからです。

 

朝起きた時に口の中にネバ付きを感じること
も多いため、一度うがいをしてから、朝食後
にも歯磨きをするようにしましょう。

 

歯ブラシの選び方も重要です。

歯周病の予防には、ヘッドが小さめで柔らかな
歯ブラシが適しています。

もはや子ども用歯ブラシでも良いくらいです。

 

歯みがき剤は必ずしも使う必要はありません。

どうしても使いたい場合は、粒子の細かい 薬用
のものを利用した方が良いです。

 

磨き方は鉛筆握りで力を入れずに小刻みに
動かすと、ほとんどの歯垢は落とせますし、
縦に動かす時などに少し握り方を変えて
あげるだけで良いです。

 

また、 食べ物に気を配ることも重要です。

カルシウムコラーゲンをとるようにする
ことはすぐに思い付きますね。

 

その他にミネラルや、ビタミンCをはじめと
したビタミン類も積極的に摂取するように
努めましょう。

 

とくに銀歯や差し歯が多い人は、歯の付け根
の部分が黒く見えてくるため、歯磨きと食生活
には注意して下さいね。

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