百日紅(サルスベリ)の花言葉と名前の由来!お猿さんも苦手?
百日紅(サルスベリ)。
ピンク色や白色の綺麗な花を、満開に
咲かせる木です。
みなさんも庭先などで見かけたことが
あるのではないでしょうか。
でも、漢字と読みのイメージが随分と
違うのはなぜなのでしょうね。
そこで今回は、百日紅の名前の由来と
花言葉を中心にご紹介します!
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目次
百日紅の名前の由来
サルスベリは、漢字で書くと 「百日紅」。
これは原産国である中国での呼び名で、
恋人と百日後に逢うことを約束した女性
にまつわるお話に由来します。
その女性は約束の日を迎える前に他界
してしまい、その後に咲いた花が百日紅
だったという伝説があります。
日本では元禄時代の園芸書簡に、100日間
という長期に渡り紅色の花を咲かせるとの
記述があったことから 「ひゃくじつこう」
と読ませています。
しかし、日本でもっともメジャーな呼び方
といえば 「サルスベリ」ですよね。
なんともユニークな名前ですが、呼んで
字のごとく、「猿滑り」からきています。
これは木登り上手の猿でも滑って落っこちる、
または、滑って登れないのではないかという
くらい スベスベの樹皮であることからつけら
れた名前です。
どれも木の特徴をしっかりとらえた
ネーミングになっていますね!
百日紅の花言葉と由来
可愛い花を咲かせる百日紅の 花言葉には
一体どんなものがあるのでしょうか?
代表的なものは
「活動」「世話好き」「あなたを信じる」
などがあげられます。
可愛い花のイメージよりも木全体のイメージ
に由来するものが多いみたいです。
「愛敬」は木の幹が滑りやすく、ユニークで
あるところから付けられたようです。
「不用意」は、まさに登ろうとして足を
滑らせるなどのイメージに由来します。
「活動」は次から次に活発に花を咲かせる
ところから来ているようですね。
「あなたを信じる」は、中国で百日後に
逢う約束をした女性に由来するようです。
百日紅の特徴は?
背丈が比較的低く、耐寒性に優れている
百日紅は育てやすい樹木のひとつです。
そして、この樹木の最大の特徴といえば、
なんといっても幹ですよね。
褐色の樹皮の所々が剥がれ落ち、剥がれ
落ちた部分の幹はスベスベと滑らかに
なるのです。
これでは木登り名人のお猿さんでも
ツルツルすべって登りにくいでしょうね。
まばらに剥がれ落ちる樹皮で幹全体が
白と褐色の縞模様になっていることも
百日紅の特徴です。
また、満開に咲く花も見ごたえがあります。
基本6枚の花弁で構成されており、その
花びらは付け根が細い柄のようになって
います。
花びらの先はヒラヒラとたくさんのヒダが
ある 華やかな扇のようになっています。
花を咲かせた後には、球形の果実をつけ、
弾けることで種を飛ばします。
種をとばしたあとの殻も、まるで花が咲いて
いるかのような形で、なんともいえず可愛ら
しく愛敬のある植物です。
今後見かけることがあれば、花言葉を
思い出して下さいね。
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