雷の落ちやすい場所や物!金属は?ゴルフ場や海も危険なの?
雷が鳴ることが多いですよね。
夏になると
ピカっと光ってゴロゴロと聞こえると、
やはり怖いです。
家の中にいれば安全といいますが、
外にいる時は余計に怖いですよね。
雷はどんなところに落ちやすいのでしょうか。
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目次
雷の落ちやすい場所や物とは?
雷は、 高いところに落ちやすいという
性質があります。
これは皆さんご存じだと思います。
つまり、ビルの屋上や山の頂上などに
落ちやすいという傾向があります。
雷がなったら、高いところには行かない
ようにしないといけません。
また、高いところではなくても、近くに
何も高いものがない平地も危険です。
何もないところで雷がなったら、木の下に
隠れたくなりますが、実はこれは 危険です。
何もない場所だと、木が高いところになり
ますので、木に雷が落ちる可能性があります。
木に落雷した場合、そのまま人に雷が飛び
移ってくる可能性があるため、非常に危険
とされているのです。
できれば、すぐに建物の中や乗り物の中に
避難すること一番ですが、周りに建物など
がないと逃げ場を失ってしまいます。
また、家の 軒先に避難するのも危険です。
雷は建物の表面を流れる性質があるので、
建物に落ちた場合、壁を伝って人に流れ
てしまいます。
とくに、高い建物などがある場合、完全に
中に入ってしまうことが大切です。
金属に雷が落ちやすいって本当?外せば安心なの?
雷は、 金属に落ちやすいという性質が
ありますが、アクササリーや時計、メガネ、
金歯などはどうなのでしょうか。
雷がなったら外したほうがいいのかなと
思っている方も多いかもしれませんね。
でも実際は、アクセサリー類などの小さな
金属類でしたら、 外しても外さなくても
落雷の危険性は変わりません。
むしろ、万が一落雷した場合は、金属に雷が
流れる分、人体に流れる量が減り、生存率が
上がるそうです。
昔から危険だと言われていましたが、金属に
関しては気にする必要はないようです。
逆に、ゴム製品を身につけていれば安全と
いう説もありますが、これも迷信です。
ゴムは 絶縁体ではありますが、ゴム長靴や
レインコートを身につけただけでは、雷
から身を守ることはできません。
結局、私たちが個人レベルでどう動いても
建物の外にいる限り危険性は0ではありません。
ゴルフ場や海にも雷が落ちやすいの?
ゴルフ場や 海にも雷が落ちやすいという
話を聞きますが、これはどうなのでしょうか。
ゴルフ場や海は、起伏や波がありますが、
大きく考えると平地とあまり変わりません。
ですから、ちょっとでも高いものに
雷が落ちやすくなっています。
特に危険なのは、 ゴルフクラブを振り上げる
ような行為や、海で 釣り竿を持っていること
です。
ゴルフクラブや釣竿が頭より高くなると、何
もない海やゴルフ場では、そこが「高い場所」
になります。
ですから、自らが避雷針となって、雷を
導いてしまうので、ハイリスクになります。
雷の音が聞こえたら、自分の身長より高いもの
を持たないようにしましょう。
特に金属製のものは危険で、 傘などもその対象
となります。
傘をさしているだけで、身長より高くなって
しまいますからね。
雷がなったらとにかく建物の中に避難するか、
身を小さくしておくのが安全ですね。
最後に注意事項をもう1つ・・・。
よく、雷が光ってからゴロゴロと音が鳴るまで
の 時間差があるほど、現場から遠いと言われて
いますよね。
光と音の速さはそれほど差があるという証拠
ですが、実は距離があっても自分の居場所が
安全とは限りません。
というのは、自分の居場所の上空にある雲
と、光が走った現場の上の雲が繋がっている
場合が多いからです。
たとえ10キロ離れていても上空の雲が繋がって
いる限り、 どこに落ちるかは予測できません。
自分の居場所も落ちやすい範囲内であることを
自覚して下さいね。
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