ゴーヤの栄養と効能、カロリー!苦味成分は妊婦さんに良くない?
並ぶようになりますね。
夏野菜の代表のひとつに ゴーヤがあります。
もとは沖縄の野菜として知られますが、
最近では緑のカーテンなどで自宅の庭や
ベランダで育てている人も多いですね。
ちょっと苦みがあるので、何となく健康に
良さそう…と思っている人も多いですね。
そこで今回は、ゴーヤの栄養や効能、
カロリーなどについてご紹介します!
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目次
ゴーヤの栄養成分とカロリー
ゴーヤの可食部100gあたりのカロリーは
17kcalで、一般的な野菜と同じくらいの
カロリーです。
栄養成分としては、 ビタミンCの含有率が
高く、野菜や果物の中でもトップクラスです。
100gあたりのビタミンC含有量でいうと、
ゴーヤは76mg、トマトは15mg、キウイ
フルーツ69㎎となっています。
また、そのビタミンCは 加熱に強く、調理に
よっても壊れにくいという性質が特徴です。
そのほかに含まれる栄養としては、利尿作用
のあるカリウムが豊富です。
ゴーヤの効能
ゴーヤというと 「苦い野菜」とイメージされる
人が多いかと思います。
この苦み成分は「モモルデシン」という
成分で、体に良い効能を持っています。
モモルデシンは胃の粘膜を保護する作用や、
食欲を増進させる効果があります。
冷たいものを摂りがちで胃が荒れやすかっ
たり、夏バテで食欲が落ちやすい時期には
適した食材です。
このモルルデシンには、 肝機能を高め、
血糖値を下げる働きもあり、動脈硬化や
生活習慣病の予防という効能もあります。
また、加熱によってもビタミンCなどの成分
が破壊されにくいため、効率的に栄養を吸収
できるという利点があります。
夏バテの時期には 豚肉と一緒に調理すると、
疲労回復のビタミンBを豚肉から、免疫力向上
のビタミンCをゴーヤから摂取できます。
ビタミンB、Cはお互いの相乗効果によって、
それらが効率的に体内に吸収されやすくなる
というメリットもあります。
ゴーヤの苦くない食べ方は?
ゴーヤの栄養・妊婦さんに良くないの?
「ゴーヤの苦味成分によって流産してしまう」
という噂を聞かれることがあるようです。
もちろん、これには科学的根拠はありません。
実際、沖縄に住む妊婦さんはゴーヤを食べる
人が多いですが、沖縄の妊婦さんが特別多く
流産しているというケースもないようです。
ただ、ゴーヤに限らず夏野菜全般は、 キニーネ
という成分に体を冷やす働きがあるので、過剰
摂取は良くないという見方もあります。
ただし、ゴーヤが旬の夏場に限っては、あまり
気にしすぎる必要もないでしょう。
ゴーヤのビタミンCは、妊婦さんが摂取したい
栄養の、 鉄分や カルシウムの吸収を促す働きが
あります。
妊娠中はバランスの良い食事を心がけ、
旬のものを取り入れていくと良いですね。
いかがでしたか?
子どものころは苦手だったけど、大人に
なるとおいしいと思う野菜のひとつが
ゴーヤかもしれませんね。
体にうれしい栄養が多く含まれています
ので、暑い夏場を乗り切るためにも食事
に取り入れておきたいですね。
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