蓮の花言葉と名前の由来!お釈迦様誕生後の足跡に咲いた花!
蓮の花はなかなか見ることはないかも
しれませんが、蓮の花托は見たことが
あるかもしれませんね。
固くて蜂の巣のような形をしているのですが、
池で咲いている花はとても綺麗です。
花が開いている映像をテレビで
見たこともあるかと思います。
蓮は お釈迦様との関係が深いようですが、
この花にはどんな意味が込められている
のでしょうか。
そして、蓮の地下茎はレンコンとして
よく食べられているので、これが一番
有名ですね。
そこで今回は、蓮の花言葉や名前の由来
などをご紹介したいと思います。
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目次
蓮の名前の由来は?
蓮の名前は花からではなく、 花托の
見た目に由来しています。
花托とは蓮の実のことで、花が咲いた
あとにできます。
その花托の形が、丸くてたくさん穴が
あいていて、 アシナガバチの巣の形に
似ていることから「蜂巣」と呼ばれて
いました。
その「蜂巣」が変化して「ハス」と
呼ばれるようになったと言われています。
蓮の花言葉とその由来は?
では、蓮の花言葉をご紹介しますね。
「神聖」「救ってください」「沈着」
といったものがあります。
お釈迦様は 「人生は苦しみである。
苦しみなしでは人は悟ることはできない」
と言い伝えています。
蓮の花は汚れたような泥水がなければ
大きな花を咲かせることはできません。
逆に綺麗な水の中だと小さな花しか
咲かせないと言われています。
そのようなことから 「救ってください」
という、悟りへの思いや願いが込めら
れています。
また、蓮の花は咲いてから4日で散って
しまい、その散り方も花びら1枚1枚を
失って行きます。
その様子から 「離れゆく愛」という
花言葉ができました。
仏教では、生まれて間もないお釈迦様が
歩いた足跡から蓮の花が咲いたと言われ
ていますよね。
その花の上で初めて「天上天下唯我独尊」
という言葉を発したとされています。
そのような伝説から 「神聖」や 「清らかな心」
などが意味付けされたのです。
睡蓮の花言葉と由来!
蓮の特徴
蓮の原産地はインド亜大陸の周辺で、
ハス科多年性水生植物です。
蓮の花と睡蓮を指して「蓮華」と
呼ばれることもあります。
中華料理などでお馴染みの、陶製の
スプーンを蓮華や散蓮華と呼びますが、
散っていく蓮の花びらに見立てて
そう呼ばれています。
蓮は7月~8月に白やピンクの花を咲かせ、
早朝に花が開き夕方には閉じてしまいます。
睡蓮と同じように日差しが弱くなる時間帯
になると眠る花です。
地下茎はレンコンとして、蓮の実はお菓子
などの材料として食用に利用されています。
汚い水ほど綺麗で大きな花が咲くので、
水深の深い泥水の中で育てられていますが、
決して水面上に咲く花が汚れることは
ありません。
水面下の様子は、迷いと苦しみの世界(現世)
を表し、水面上の花は お釈迦様のいる極楽
浄土を表しているかのように見えますね。
レンコンには通気のための穴があいており、
葉に酒を注いで茎から飲む 「象鼻杯」という
習慣も、仏教のなかにあります。
いかがでしたか?
花言葉はお釈迦様の言葉や伝説に
由来し、とても神秘的な花ですね。
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