梅雨のうつ症状の原因と対策!本当のうつ病悪化も要注意!
厚い雲に薄暗い空、しとしとと降り続く雨。
梅雨になると空模様同様、
気分も鬱々としてきますよね。
梅雨時のこの鬱々とした気持ちは
一体どこからくるのでしょうか?
そこで今回は、梅雨時のうつ症状の
原因や対策についてご紹介します。
本当のうつ病を発症しないよう、
十分注意して下さいね。
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目次
梅雨時のうつ症状・原因は?
まず、梅雨時にうつ症状が起こる 原因を
1つ1つ見ていきましょう。
・高すぎる湿度
人が快適と感じる湿度は40~60%と
いわれています。
しかし、梅雨時期になると、なんと室内
でも湿度80%に達する場合があるのです。
快適湿度よりも20%も高いわけですから、
不快を感じてもおかしくありません。
・日光浴不足
人間は太陽の日を浴びることで心身の安定や
心の安らぎに深く関係する「セロトニン」
という脳内物質を生成します。
しかし、梅雨時期は日照時間が少ないため
セロトニン不足に陥りやすく、気分が落ち
込んだり、うつ症状が出たりします。
昼夜逆転の生活をしたりすると、うつっぽく
なる人もいますが、少なからず影響している
と考えられます。
・気圧の変化
経験則として低気圧になると、古傷が痛んだり、
頭痛が起きたりと、人によって様々な症状が
出て不快感を訴える人が多くなります。
また、低気圧になると空気中の酸素量も
減少するので、身体の動きが鈍くなる傾向
があります。
けだるさを感じたり、酷い人では貧血の
原因になると言われています。
梅雨時のうつ症状・対策は?
では、梅雨時期をすっきりした気分で
過ごせるようになるには、どのような
対策をとれば良いのでしょうか。
これは、単純に言えばうつ症状を引き
起こす原因を1つずつ取り除いて
あげれば良いということになります。
具体的には・・・
・快適な湿度を保つ
人が快適だと感じる湿度40~60%を
保つことがまず大切です。
梅雨を迎える時期には、電化製品店で
たくさんの種類の除湿器が展示されます。
毎年湿気で不快を感じる人は、住まいに
合った除湿器を使うのも良いですね。
また、今のエアコンは性能も優れて
いるため、除湿機能を活かして下さい。
うつ症状を改善するには有効です。
・セロトニンを作る
日照時間の少ない梅雨時期。
不足しがちになる大切な脳内物質
セロトニンの量を増やしましょう。
少しの晴れ間や、曇り空の時でも
日光浴をすることで、随分と心が
晴れるといいます。
また、赤身の魚や肉、大豆などに
含まれるトリプトファンとビタミンB6
を摂取することも重要。
セロトニンを体内で作り出すことが
できるので、食事にも気を配りましょう。
・運動を取り入れる
頭痛や貧血などを起こしている場合には
難しいですが、なんとなく体がだるい程度
であれば、運動するのが一番です。
交感神経を刺激して身体を興奮状態にし、
筋肉をしっかり使うことで、血圧を適度
に上昇させます。
雨が続くせいで部屋に篭りがちの人は、
軽い運動を取り入れるだけでも違います。
血流が良くなり、頭の中がスッキリして
身体も軽く感じるようになります。
うつ症状を感じるという人は、体に
ストレスが蓄積されているはずですので、
運動を取り入れて発散しましょう。
梅雨時のうつ病悪化に要注意!
梅雨時期は気圧が低下することで自律神経
に影響を与え、うつ病が悪化しやすくなる
といわれています。
うつ症状があるのと、本当にうつ病を発症
するのとでは、症状にかなりの開きがあり
ますが、注意したいところです。
特に女性の場合は、 生理・妊娠・閉経
などで女性ホルモンのバランスが崩れ、
憂鬱になりやすいため影響も大きいです。
とくに更年期を迎えた女性はうつ病発症
を警戒しておいた方が良いですね。
誰もがうつっぽくなる梅雨時ですが、
できるだけ晴れ間を見つけて
外へ出かけるようにして下さいね。
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