潮干狩りのあさり・漁師が撒くって本当?持ち帰りの注意点は?
潮干狩りですね。
みなさんも一度は経験されたことが
あるのではないでしょうか?
でも、あのあさりって毎年毎年レジャー客に
根こそぎ掘り返され持ち帰られているのに、
なぜ次の年にはまた獲れるのでしょうか?
そして、大量に持って帰る時になって初めて
「これ、どうしたらいいの?」なんてことに
なったこともあるのでは?
そんなあなたが潮干狩りに向かう前に
おさえておくべきポイントはこれです!
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目次
潮干狩りのあさり・漁師さんが撒くって本当?
まず、毎年なぜあんなに沢山のあさりが
獲れるのか、知りたくありませんか?
実は、みなさんが楽しんでいる潮干狩りを
支えるために、縁の下の力持ちがいるのです。
さぁ、そのシステムとは?
みなさんも風の便りで聞いたことがあるかもしれません。
「潮干狩りの為に漁師さんがあさりを
撒いているらしい」という噂。
でもこれ、噂ではなくて本当の話なのです。
有料の潮干狩り場では、レジャー客の為に毎年
養貝場という貝の養殖場にて、ある程度大きく育てた
後にあさりを撒いているのです。
その量、1回あたりおよそ1トン。
これが数日であっという間に少なくなるのです。
でも少なくなってきたら補充、また減ったら補充…と
潮干狩りの時期の漁師さんは 大忙しです。
潮干狩りのあさりの砂抜き方法は?
潮干狩りのあさり・持ち帰りの注意点は?
掘れば掘るだけ出てくるあさりに、まるで 宝物探しでも
しているかのようについつい夢中になってしまいますよね。
帰る頃にはバケツにあさりの山が!!
さてこのあさり、どうやって持ち帰ればいいのでしょう?
一番良い持ち帰り方は、あさりの量に応じた蓋付きの
ケースに海水を張り、その中にあさりを入れてあげることです。
また、海水の温度が上がりすぎないよう注意し、
あさりの育った環境に近い状態にしてあげることが
何よりも大切です。
間違っても真水に入れるようなことは
しないでくださいね。
せっかくのあさりがすべて死んでしまいます。
帰宅後すぐに食べたい!
そんな時はザルなどにあさりを入れ、そのザルを
ケース底から少し浮かすようにして入れましょう。
こうすると帰宅中に砂抜きをすることができます。
潮干狩りの服装・紫外線、暑さ、寒さ対策も!
潮干狩りのあさり・臭い時は死んでるかも?
潮干狩りから帰ってきたら、あさりから異臭が…。
その臭いの原因とは一体なんでしょう?
残念ですが、あさりから異臭がし出すということは、
死んでいるということです。
あさりは死ぬと浸かっている水が白っぽく濁り、
死んで数時間で アンモニアを発生させ、
また嫌気性細菌が発生することで異臭を放ちます。
異臭は入れ物に臭いが染み付くほどの強烈なもので、
そばに生きている貝があった場合、その貝にも臭いが
移るだけでなく、アンモニアと細菌のせいで
連鎖的に死んでいきます。
ですから、もし臭いが強いと感じたら
すぐに取り出して処分しましょう。
そして、せっかく潮干狩りで獲ったものが
こんな悲劇を起こさないよう、海水の温度など
には十分注意しましょう。
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