チョコレートは頭痛や吐き気の原因?食べると治るケースも!
チョコレートは、
大人からも子どもからも愛される味です。
そんなチョコレートですが、食べたときに
頭痛や吐き気を覚えたことはありませんか?
実は、誰からも愛される魅惑の味わいも
頭痛と密接な繋がりがあるのです。
それゆえ、逆に食べることで
治るというケースもあるようです。
そこで今回は、チョコレートがもたらす頭痛の原因や、
食べて治るのはなぜか?というテーマでご紹介します!
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目次
チョコレートで頭痛や吐き気が起こる原因は?
チョコレートの原料は、ご存知、 カカオ豆です。
このカカオには様々な栄養素が含まれています。
カカオポリフェノール、カフェイン、ビタミンA、
ビタミンE、テオブロミン、チラミン……。
その中の「チラミン」と「テオブロミン」という
2つの栄養素が、頭痛を誘発する要因となっています。
「チラミン」を摂取すると、
血管の収縮が起こり、その効果が切れると、
今度は逆に、急激に血管が拡張します。
このとき頭痛が発生します。
チョコレートを食べ過ぎると 鼻血が出やすいのは、
この栄養素が原因といわれています。
「テオブロミン」は、大量に摂取すると、
吐き気や頭痛を起こしてしまいます。
チョコレートはとてもおいしく魅力的な食べ物ですが、
このように、決して体に良い栄養素だけで
構成されているわけではありません。
チョコレートで頭痛が治るって本当?
しかしながら、人によっては、
頭痛が起きたときにチョコレートを食べると
治るというケースもあります。
それはなぜか?
脳のエネルギー源は、血液中の糖です。
これが不足し低血糖となると、脳機能が低下し、
生命の危機に及ぶこともあるので、脳は血糖値を
上げようとします。
このときに アドレナリンというホルモンが
分泌されることで、頭痛が引き起こされるのです。
この場合、チョコレートという糖質を取れば、
血糖値は一時的にあがり、頭痛の緩和に繋がります。
ですから、頭痛の原因が低血糖であれば、
チョコレートは頭痛を治す特効薬になります。
だからといって食べ過ぎはよくありません。
食べ過ぎは血糖値を不安定にさせてしまい、
結果的に、血糖値が下がりやすくなり、
頭痛の頻発に繋がってしまいます。
食べることで頭痛が治るという場合があるのは
事実ですが、何事もほどほどにしておくことです!
チョコレートの驚くべき効能とは?
他にも頭痛を誘発する食べ物は?
頭痛の原因となる「チラミン」。
この成分が多く含まれる食べ物の代表例が、
ワインとチーズです。
ワイン片手にチーズなんて
最高の贅沢のように思いますが、実は頭痛を
引き起こす可能性を倍増させているのです。
ほかに「チラミン」が多く含まれる食べ物は、
にしんの塩漬け、醤油、レバー、味噌、ビールなどです。
また、「チラミン」以外にも、頭痛の原因として
可能性が指摘されている成分が「亜硝酸塩」。
ハムやソーセージ、サラミなどに含まれています。
さらに「グルタミン酸ナトリウム」が含まれる
インスタント食品やスナック菓子なども
引き金になると言われています。
食べ物と頭痛の関係には、個人差がありますが、
一般的な摂取量であれば、リスクは大幅に軽減できます。
あくまでも適量を摂取することが大切です。
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