節分の食べ物と料理の意味・いわし、こんにゃく、そば、豆は?

2月3日は 節分です。
節分には鬼を追い出したり、厄除けや
邪気除けのための飾りなどをしたりしますね。
でも、食べ物や料理にもちゃんとした
意味があるんです。
そこで今回は、節分に食べる食べ物や料理の意味について紹介します。
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目次
節分にいわしを食べる意味は?
恵方巻きのほかに食べ物で有名なのは
いわしではないでしょうか。
昔からにおいの強いものには厄除けの効果が
あったとされ、いわしを焼いたときのにおいで
厄除けをする焼嗅(やいかがし)を行っていたそうです。
その焼いた「臭いいわしの頭」と
「尖った柊」をに門口に刺して
玄関に飾る風習は今でも多く残っています。
尖ったものにも厄除けの効果があるんですね。
頭をとって残ったいわしを食べることから、
節分ではよく食べられるようになりました。
節分の豆まきの由来と作法!
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節分にこんにゃくを食べる意味は?
こんにゃくを食べる風習は、
中国地方で始まりました。
昔の人はこんにゃくを 「腸のほうき」や
「腸の砂おろし」と呼んでいて、
大晦日や節分の大掃除のあとに食べていたそうです。
こんにゃくを使った料理では、煮物に入れたり、
けんちん汁に入れたりして食べます。
けんちん汁は昔は冬のお祭りなどで
よく食べられていたそうです。
今ではあまり冬にやるお祭りがなくなって
しまったことから、節分にその風習が
残ったと考えられています。
節分にそばを食べる意味は?
節分は立春の前の日にあたりますが、
昔の日本では 立春が1年の始まりと
されていました。
今では12月31日が大晦日となっていますが、
昔はこの節分の日が大晦日でした。
そのため、今の年越しそばと同じ意味で
節分にそば料理を食べる風習が残っているんです。
年越しそばには、
「切れやすいから悪いものを断ち切る」
「細長いから長生きできるように」
などといった意味が込められていて、
それと同様の願いが込められた食べ物です。
恵方巻きの由来とは?
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節分に豆を食べる意味は?
節分では1年の健康や幸せを願うために、
年の数や1つ多く豆を食べます。
豆を炒って邪気を払い、鬼退治をする
という意味が込められています。
炒った豆は 「福豆」と呼ばれ、福を年の数だけ
体の中に入れることで、次の年も健康に幸せで
過ごせるようにと願ったそうです。
年の数より1つ多く食べるというのは、
数え年で多めに食べるということを意味し、
次の年の健康や幸せを願ったと言われています。
いかがでしたか?
節分で食べる食べ物や料理には、
それぞれにちゃんとした意味があったんですね。
邪気を追い払って次の年の健康や幸せを
願いながら、美味しい料理を頂きましょう!
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