春菊の栄養と効能・旬はいつ?妊婦さんに良い理由とは?
鍋物が恋しくなってきますね。
鍋物に入れる野菜は、長ネギ、白菜、
そして 春菊ですよね。
あのほろ苦さが苦手で、子どもの頃は
あまり箸をつけなかった人も多いかもしれませんね。
でも、大人の鍋には緑色の野菜として
欠かしたくありません。
今回は、そんな春菊の栄養などを詳しく見てみましょう。
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目次
春菊の栄養と効能は?旬はいつ?
春菊はキク科に属する緑黄色野菜です。
観賞用の菊と違って春に花を咲かせることから、
名前に「春」という字が入っています。
一年中栽培可能で常にスーパーなどで
見かけますが、美味しくなる時期、
いわゆる旬と呼ばれる時期は11月~3月です。
カロチンの含有量が多くビタミンB2、C、Eに加え
カルシウムや鉄も豊富に含まれており、
様々な効能があります。
カロチンは感染症への抵抗力をつけ、
ミネラル類は貧血や骨粗しょう症の
予防に効果があります。
春菊の独特の香りは、食欲を増進させたり
胃もたれを解消させたりする効果が期待できます。
消化を促進させる効果ある
αーペネン、ペリルアルデヒドなどの成分が
それらすべてに効くとされています。
カロチンは体内で ビタミンAにかわり、
油やたんぱく質と一緒に食べると
吸収率が高まります。
しゃぶしゃぶなどで沢山食べたいですね。
春菊の栄養・妊婦さんに良いのは?
妊娠中は妊婦自身の体長管理と共に
胎児の生育状況にも留意しなければならない期間です。
少しでも身体にいいものを
摂取したいものですよね。
妊婦さんに必要不可欠な栄養素の一つに
葉酸があります。
ビタミンB群の仲間である葉酸は
妊婦さんの貧血予防や、胎児の脳や神経の
形成において、大事な栄養素です。
春菊にはこの葉酸が豊富に含まれています。
さらに、骨を丈夫にするカルシウムも豊富。
また、 ビタミンCは、風邪の予防に繋がりますし、
風邪をひいても安易に薬に頼れない
妊娠さんには最適かもしれません。
そして、これらの栄養素をカロリーの心配なく
摂取できるのが、春菊の大きなメリットなのです。
春菊のおいしい食べ方は?鍋の他には?
春菊と言えば鍋、鍋と言えば春菊、でおしまいに
してしまうのはあまりにももったいないことです。
鍋、煮物以外のレシピをいくつか紹介しましょう。
ポイントは、相性のいい油や胡麻と
うまく合わせることです。
・茹でて和える
少しクセのある春菊を茹でたままでおひたしとして
食べるには抵抗がある方もいるでしょう。
そんな時は、ひと手間かけて、胡麻油、醤油、みりん
で作ったたれで和えてみましょう。
胡麻油との相性が意外とよく、美味しく食べられます。
出汁と塩で味を調節し胡麻を加えた
白和えもなかなかいけますよ。
・炒め物に
洋風にベーコンやひき肉などと
一緒に炒めても美味しいです。
パスタソースとしてもおすすめです。
和風がお好みの方は、ゴボウやニンジン、
レンコンなどの根菜のきんぴらに加えてみて下さい。
・揚げ物に
春菊を単独でサクサクに揚げて、塩をパラリとふって
食べるといくらでも食べられます。
タマネギなどの他の野菜やエビ、ホタテの小柱など
といっしょにかき揚にしても美味しいです。
見た目にも緑あざやかに料理を彩り、
栄養面でも優れた春菊です。
特に妊婦さんには積極的に摂取して欲しい野菜ですが、
つわりの最盛期で臭いや味が気に障る場合には
無理をしてまで食べることはありません。
つわりがおさまってから
春菊料理を大いに楽しんで下さいね。
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