風邪とインフルエンザの違いとは? 原因と症状にも異なる!
風邪と インフルエンザの違い!
風邪は普通に外にも出られるのに、
インフルエンザは外には出られない。
大きなくくりでは、どちらも流行性感冒ですが、
症状などの違いも知っておくと、対応にも困りませんね。
そこで今回は、風邪とインフルエンザの違いについて
解説したいと思います。
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目次
風邪とインフルエンザの違い、初期症状、主な症状は?
一般的な風邪とインフルエンザは、
そもそもウィルスの種類が異なります。
風邪は喉や鼻に症状が出るもので、
インフルエンザは急に38~40度の
高熱が出るのが大きな特徴で違いです。
”スペイン風邪”や ”香港風邪”など
世界的に大流行し死者を出したインフルエンザ。
風邪も万病の元とされ危険なものですが、
インフルエンザは周囲の人に感染する力が
極めて強いのです。
◎主な症状の違い
・風邪
初期症状:鼻・咽頭乾燥感およびくしゃみ
主な症状:鼻水・鼻閉
悪寒:軽度・おきても短期
熱:なし、もしくは微熱
関節、筋肉痛など:なし
倦怠感:軽度かなし
鼻汁・鼻閉:初期に著しい
咽頭:やや充血
結膜:アデノであり咽頭結膜熱が酷い
合併症:稀にあり
・インフルエンザ
初期症状:発熱・悪寒・頭痛
主な症状:発熱・筋痛・関節痛
悪寒:高度
熱:38~40度が3~4日間
関節、筋肉痛など:高度
倦怠感:高度
鼻汁・鼻閉:後期に著しい
咽頭:充血時に扁桃腫脹
結膜:充血
合併症:気管支炎・インフルエンザ肺炎・
細菌性脳炎・脳症
インフルエンザの方が 全身症状が起こり、
高熱であるということがわかりますね!
風邪とインフルエンザの違い、ウィルスは?
風邪とインフルエンザは病原が異なります。
◎風邪は・・・
ライノウィルス
アデノウィルス
コロナウィルス
RSウィルス
パラインフルエンザウィルス
◎インフルエンザは・・・
インフルエンザウィルスA・B・C
世間的に流行しやすいのはA型で、
B型が流行る事は少ないです。
C型は免疫を持っているのであま
感染することがありません。
A型は常に変化し続けてゆくウィルスの為、
感染流行の最先端なのです。
風邪とインフルエンザの違い、赤ちゃんの対策は?
大人も怖いですが、 赤ちゃんにとっても怖い病気。
抵抗力の弱い赤ちゃんの場合には、
「かかったかな?」と思ったら早めに受診しましょう。
赤ちゃんの場合も大人と違いは同じで、
発熱と色のある鼻水、咳などが出ている場合には風邪を疑います。
また、顔が赤く、目も充血してあまりぐずる様であれば
インフルエンザを疑います。
風邪であればきちんとしたケアをしてあげれば、
数日のうちで治りますが、インフルエンザはそうは行きません。
インフルエンザは、赤ちゃんや小さなお子さんがかかれば
免疫がなく重症化することもあったり、何度もかかってしまう
なんてこともありますので要注意です。
そしてインフルエンザウィルスは低温で、
乾燥した環境を好むので加湿と適度な室温を保ちましょう。
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