かぶの栄養・効能・カロリー 妊婦さんに良いって本当?
かぶは春の七草のスズナで知られ、
日本人には馴染みの深い野菜です。
よく食べられる野菜ですが、
体に良いとされる成分がたくさん含まれています。
そこで今回は、かぶの栄養と効能、カロリーなどについてご紹介します。
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目次
かぶの栄養と効能は?
普段食べている白い根の部分は 淡色野菜、
捨ててしまいがちな葉の部分は 緑黄色野菜に分類されます。
根も葉の部分も、どちらも効能が期待できる野菜です。
まずは白い根の部分ですが、
見た目が 大根に似ているように、効能まで似ています。
米や炭水化物の消化を助ける酵素のジアスターゼや、
デンプンを分解する酵素のアミラーゼを多く含んでいます。
生で食べると、弱った胃や食べ過ぎ、胸焼けに効果があり、
火を通すと、胃腸を温め、冷えによる腹痛を予防する効果があります。
次に葉っぱの部分ですが、実は根の部分より栄養があります。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保って 免疫力を高め、
ビタミンBは 脂質や糖質の代謝を助けて体を元気にします。
ビタミンCは美肌や免疫強化をはじめ、
ビタミンAと合わさることで、高い抗酸化作用が期待できます。
カルシウムや鉄などのミネラルは、
骨の強化と貧血予防に効果があります。
また、食物繊維は便通を良くして、
体内の有害物質やコレステロールを排出する働きがあります。
かぶのカロリーは?
皮をむいたくし切りのかぶ1つ8gで2kcal、
スライスしたものは1枚5gで1kcal程度です。
丸ごとのものは1つ100gで21kcal程となっています。
葉っぱを合わせてもとても低カロリーで、
しかも腹持ちがよく、食物繊維が豊富なので、
ダイエットにはぴったりの食材です。
かぶが妊婦さんに良いって本当?
妊婦さんにとって緑黄色野菜は欠かせません。
最低でも大きなボール1つ分くらいの緑黄色野菜を
毎日とったほうが良いのですが、かぶの葉は緑黄色野菜に入ります。
また、医者が妊婦さんに摂取するように
サプリメントとして葉酸を推奨してくるのですが、
赤かぶとその葉っぱには天然の葉酸や葉酸塩がたっぷり入っています。
葉酸は先天性の病気を回避してくれ、
流産のリスクもかなり低くしてくれます。
卵や豆、トマトも赤ちゃんを健康にする栄養分が豊富なので、
これらの食材と一緒に、かぶを入れたスープなどを毎日飲むと良いですね。
特にこれからの季節は、体が冷えてきますので、
温かいスープを飲んで体を冷やさないように気をつけましょう。
かぶは根から葉っぱまで全部食べられて、
しかも2種類の野菜を食べているのと同じ効果があるお得な野菜です。
たくさん食べて健康な体を作りましょう。
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