行者にんにくの名前の由来!主な栄養成分と効果・効能は?
がある食材として、 行者にんにくが今注目
されています。
見た目はねぎのようで「これがにんにく?」
という感じなのですが、名前の由来はどこ
からきているのでしょう。
また、豊富な栄養成分や健康維持効果など
気になりますよね!
そこで今回は、行者にんにくの名前の由来や、
主な栄養成分や効果・効能などついてご紹介
します。
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目次
行者にんにくとは?名前の由来は?
行者にんにくとは、日本では東北や北海道
など、寒い地域の山奥や高地など水の綺麗
なところに自生している 山菜の一種です。
ユリ科ネギ属の植物で、にんにくやニラ、
ねぎなどと同じ種類に分類されます。
日本以外でいうと、中国、ロシア、カナダ
などでも食べられています。
元々アイヌの人が食用や薬用に使用して
いたという由来があります。
それで「アイヌネギ」と呼ばれることも
あるそうですが、なぜ行者にんにくの名
で呼ばれるようになったのはでしょうか。
この名前は、植物学者の 牧野富太郎氏
が付けたといわれています。
行者(修行僧)がこれを食べて体を温め
たり、滋養強壮にも役立てていたことに
由来します。
折るとにんにくのような香りがすること
からもピッタリの名前だったようです。
風味もにんにくに近い独特の臭いがあり
ます。
本来、仏に使える者は、精の付くもの、
香りの付くものは食べてはいけないと
されていたといいます。
しかし、厳しい修行を乗り越えるために、
こっそり食べていたといわれています。
行者にんにくには、それだけのパワーが
秘められた山菜ということが理解できる
エピソードです。
行者にんにくの主な栄養成分は?
行者にんにくは、ビタミンやミネラルを
始め、多くの 栄養素が豊富です。
Βカロテン(ビタミンA)、ビタミンB1、B2
B6、C、E、K、葉酸、ナイアシン、パンテト
ン酸などのビタミン類は種類も多いです。
さらに、ナトリウム、カリウム、カルシウム、
マンガン、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、
銅などのミネラルも充実していますね。
さらに食物繊維も含まれています。
特に豊富なのはβ‐カロテン、ビタミンC、E
カルシウムです。
ビタミンCはみかんの約2倍も含まれている
そうです。
また、ビタミンB1の吸収を助けるアリシン
はにんにくよりも多く含まれます。
アリシンにはさまざまな健康効果があると
いわれています。
行者にんにくにはビタミン、ミネラル、
その他の微量栄養素が多数含まれている
ため、健康に優れた効果・効能が期待
できそうです。
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ビタミンB群を多く含むため、 疲労回復
や 滋養強壮に効果があります。
その他、血行不良、冷え症、免疫力の
低下、動脈硬化、ガンなどにも効能を
持っています。
アリシンの殺菌作用が強いので、結核菌
やブドウ球菌、赤痢菌などの菌に対して
抗生物質の役割をしてくれるのです。
また、疲労回復や代謝アップの効果も
充実しています。
自律神経の乱れを調節する機能もあり、
耳鳴りやめまい、難聴などにも効能が
あるといわれています。
体に不調を感じている人は、試して
みてもいいかもしれませんね。
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