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肺気腫の症状とタバコとの関係!禁煙できないとどうなる?

肺気腫 タバコ

肺気腫の症状とタバコとの関係!禁煙できないとどうなる? 肺気腫という病気を知っていますか。

 

肺がんと共に喫煙者に多く発症している
肺の病気です。

 

罹ってしまうと完治は不可能で死に至る
病気ともいわれています。

 

タバコの怖さを改めて感じさせる病気と
いっても過言ではありませんね。

 

そこで、今回は肺気腫とはどんな病気で、
どんな症状があるのか、タバコとの因果
関係
などについてご紹介します。

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目次

肺気腫とはどんな病気?主な症状は?

人間の肺は一つの大きな袋ではなく、沢山
小さな袋に分かれています。

 

その1つ1つの袋を「肺胞」といいます。

 

肺気腫になると、この肺胞の壁が破壊され、
肺胞同士がくっついてしまいます。

 

その結果、肺胞の数が減ってしまいます。

 

主な症状として、 息切れ 呼吸困難など
が現れるようになります。

 

肺気腫が進行すると、肺における酸素と
二酸化炭素を交換する効率が低下します。

 

すると、身体に必要な酸素を十分に供給
出来なくなってしまいます。

 

酸素の供給量が減った他の臓器は、その
役割を果たせなくなり、生命を維持する
ことが出来なくなります。

 

気管支が腫れてが慢性的に続き、
苦しい症状に悩まされることにも繋がり
ます。

 

最終的には呼吸不全が直接の死因になり
ます。

 

簡単にいえば、肺が物理的に壊れてしまい、
その役割を果たせなくなるのです。

 

 

肺気腫とタバコの関係は?

もちろん、喫煙者の全てが肺気腫になる
わけではありません。

 

しかし、肺気腫になってしまった人を
見ると、その多くが 喫煙者だという
調査結果があります。

 

また、発症する確率も、喫煙歴や吸う
本数に比例しているというデータも
あります。

 

さらに、自身は喫煙者でなくても他人の
副流煙を吸い込みやすい環境にいる場合、
発症する確率が高まる恐れがあります。

 

つまり、肺気腫はタバコとの関係が
非常に強い病気といえます。

 

肺気腫になっても禁煙できないとどうなる?

肺気腫は、軽い喫煙歴があるからと
いって、 直ちに発症するものでは
ありません。

 

また、肺胞が1つ壊れたから、すぐに
何らかの自覚症状が出るわけでもあり
ません。

 

肺気腫は10年、20年の単位で少しずつ
進行します。

 

確定診断が下るのは高齢者になってから
というケースが多いです。

 

つまり、大抵の人は肺気腫を進行させな
がらタバコを吸い続けていることになり
ます。

 

そのため、明らかな症状が出て、診断
が下った時には、直ちに禁煙するよう
指示されるはずです。

 

それでもタバコを吸い続ければ死期を
早めることになります。

 
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肺気腫のタバコ以外の原因は?

肺気腫になる原因は他にもあるので
しょうか。

 

肝臓では様々な タンパク質分解酵素
作られます。

 

その中には、肺胞を破壊してしまうもの
もあります。

 

正常な人であれば、その酵素を抑制する
物質も併せて持っています。

 

しかし、なかには生まれつきその物質を
持っていない人がいます。

 

その場合は、タンパク質分解酵素により
肺胞が破壊されて肺気腫になってしまい
ます。

 

ただし、これは日本人にはまれなケース
です。

 

また、加齢による 肺機能の低下
肺気腫の悪化を促進します。

 

その他、若い年齢で喫煙とは無縁の生活
をしていても肺気腫と診断される場合が
あります。

 

その場合は遺伝的な要素があるのだろう
といわれていますが、完全に解明されている
わけではないようです。

 

タバコの害は、吸う本人のみならず、周り
の人の受動喫煙も含めていろいろ取り沙汰
されています。

 

肺気腫は防ぐことができる病気です。

 

自分以外にも大切な人を守るためには
禁煙するべきではないでしょうか。

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