梅雨時のアレルギーの主な原因・症状・対策!ダニやカビに注意!
梅雨になると咳やくしゃみなどが出たり、
体がだるくなったりすることがあります。
長雨続きの湿気で、カビ、ダニなどの
アレルゲンが活動しやすい時期です。
寒暖の差から来る喘息などの発作も多く、
つらい症状に悩まされる人も増えますね。
近頃は アレルギーを持つ子どもが増えて
いるため、注意したいですね。
そこで今回は、梅雨時のアレルギーの主な
原因、症状、対策についてご紹介します。
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目次
梅雨時のアレルギー・主な原因は?
梅雨時のアレルギーで、主な原因とされる
のが、 カビ、ダニ、ハウスダストです。
最近では、「寒暖差アレルギー」なども
よく耳にするようになりました。
梅雨には気温が高くなり始め、湿度も高く
なるため、 エアコンを使い始めますよね。
ただ、長く使用していなかったことで、
アレルゲンが隠れていることが多いです。
エアコンのフィルターには、ホコリやカビ
がたくさんついていて、風と一緒に部屋へ
と送り出されます。
これが思わぬ形で不快な症状を引き起こす
場合が最も多いとされています。
シーズンの始めは変な臭いの風が出てくる
こともあるため、早めに一度 お手入れした
方が良いでしょう。
また、天候不順で布団や枕を干せなかったり、
窓を開けて掃除ができないことも原因の1つ
となります。
特にダニの場合は、死骸もアレルゲンとなる
ため、畳やカーペットの掃除は欠かせません。
また、気温や気圧の変化が激しく、深夜から
朝方にかけて喘息の 発作が出やすくなります。
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梅雨時のアレルギー・どんな症状が出る?
梅雨時のアレルギーは、 花粉症と同じような
症状が出やすくなっています。
主に、咳、くしゃみ、鼻水、目の充血や涙の
他、皮膚の痒みなども特徴的です。
もともと鼻炎を持つ方にとっては厄介な症状
が続くことも多くなります。
喘息の場合、ハウスダストなどを体外に出そう
として痰が出たり、気道が狭くなったりします。
呼吸が苦しくなって、ヒューヒュー、ゼーゼー
といった 呼吸音(喘鳴)がするのも特徴です。
発作が起こると、呼吸困難に陥りやすいため、
吸入ステロイド剤などでの徹底した自己管理
も大切になります。
ダニに噛まれた場合、時間を置いて激しい痒み
が襲ってきます。
子供の場合は我慢できずに搔きむしってしまう
ことも多いため、注意が必要です。
また、 気圧の変化によってアレルギー症状が
ひどくなることもあります。
雨が続くようなく気圧の低い時は、体が変化を
感じ取り、痒みを引き起こすヒスタミンの
分泌量も増えるといわれています。
ヒスタミンは外部刺激に対して免疫細胞に指令
を出す働きをしていますが、自律神経が乱れて
いる時は免疫が 過剰反応してしまいます。
体内に入り込んだ異物を排出しようと免疫細胞
が著しく反応すれば、症状の出方も強く現れる
ことになります。
過ごしにくくてストレスが溜まりやすい梅雨は、
自律神経が乱れる傾向が強いため、食事や睡眠
をしっかり取ることも大切です。
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梅雨時のアレルギー・対策は?
考えられる対策として、まず部屋の 掃除を徹底
することです。
なるべくダニやホコリなどのアレルゲンを除去
するよう努めましょう。
どんなに忙しくても部屋の掃除は週に2回以上は
行い、掃除機は1畳あたり30秒を目安に念入りに
かけて下さい。
エアコンのフィルターなどの掃除は、梅雨に入る
前に行っておくのが基本です。
布団も週に2回以上は干すようにし、天気の悪い
日には布団乾燥機を使うようにします。
枕カバーは、毎日洗って交換するつもりくらい
でちょうど良いです。
室内の温度や湿度管理もとても重要で、温度は
20~25度、湿度は50%程をキープして下さい。
ダニは25~30度、湿度60~85%で繁殖しやすく
なります。
カビの 胞子は空気中に飛散しやすいため、空気
清浄機、除湿機、エアコンの除湿機能などを
上手に利用して、除去に努めて下さい。
梅雨くらいから稲科の花粉症が流行り出す時期
でもあるため、なるべく近づかないようご注意
下さい。
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