パウンドケーキ・シフォンケーキ・スポンジケーキの違いとは？

・パウンドケーキとは？

四角く細長い型で作られるのが一般的です。

小さな食パンの型のような感じですね。

 

 
フランスのブルターニュ地方発祥の
家庭向けのケーキです。

パウンドケーキという名前の由来は、
その材料にあります。

小麦粉、バター、砂糖、卵を、それぞれ
1ポンドずつ使うという意味です。

ちなみに、1ポンド＝453.592グラムです。

他のケーキに比べてバターの量なども多い
印象がありますね。

最近は健康志向の人も多いため、このレシピ
で作るとは限らず、バターや砂糖を控えめに
することが多いです。

3種の中でも一番ずっしりと重く、 カロリー
が高いのも特徴の1つです。

スライスして少量ずつ食べないと、太って
しまいそうですね。

賞味期限は比較的長く、手作りでも常温で
1週間は保存できます。

もちろん、気温や湿度が極端に高い時は
冷蔵庫に入れる必要があります。

翌日の方が味が落ち着いてしっとりします。

焼いてから3～4日経った頃に食べるのが
一番おすすめです。

出来上がって粗熱が取れたら、ラップに
くるんで冷ましておくと、しっとり仕上
がりますよ。

シフォンケーキとは？
フォンケーキは、真ん中に穴の開いた専用
の型で焼く、ふわふわのケーキです。

食べるときに 生クリームを添えて食べる
ことが多いですね。

 

 
ふわふわの理由は大量のメレンゲで、粉より
も卵の量が多いこともあります。

バターは使用せず、サラダ油を使用するのが
一般的です。

そのため、3種の中では一番カロリーが低く、
ヘルシーさという面での違いもあります。

賞味期限は常温で約3日です。

気温や湿度が高い時は冷蔵庫に入れなければ
いけませんが、固くなってしまうことも…。

常温に少し出しておいてから食べると、
美味しくいただけますね。

生地自体に味を付けることが多く、ココア、
紅茶、コーヒー、バナナなどフレーバーも
様々です。

バースデーケーキなどのデコレーション
ケーキの元となっているものですね。

焼いた後に2つ、もしくは3つにスライスし、
生クリームやチョコクリームなどを使って
コーティングして食べることが多いです。

 

 
シフォンケーキほど柔らかくありませんが、
ふんわりしたケーキです。

卵をしっかり泡立てて作りますが、失敗する
と膨らまず、悲しい思いをすることも…。

作り方の手順は様々で、 失敗しにくいレシピ
などもたくさんあります。

シフォンケーキと同じ工程で作ることも可能
です。

バターの使用量はパウンドケーキに比べると
少なく、粉との比率も4:1程度です。

賞味期限は手作りの場合、常温で約3日です。

1日経ってからの方がしっとりするので、前日
に焼いて、次の日にデコレーションするのが
おすすめです。

デコレーションしてからは冷蔵庫で3、4日
保存することができます。

ただし、 生クリームを使用した場合は、当日
食べるのが一番美味しいとされています。

また、生のフルーツを使用している場合は
2日以内に食べましょう。