喉の痛みに効く大根の成分!風邪に良いはちみつ漬けのレシピ!
風邪やインフルエンザが流行る
季節に入りますね。
風邪をひくと鼻水や発熱などもありますが、
特につらいと感じるのが 「喉の痛み」です。
咳が止まらないとますます痛みがひどくなり、
声を出すのも大変な時がありますね。
そんな時、薬よりも効果があるとされるのが
大根に含まれるある成分です。
民間療法を知っているだけでも、治りが
早くなるので有難い存在ですよ。
そこで今回は、喉の痛みに効く大根の成分や、
はちみつとの併用で効果を高めるレシピなど
をご紹介します。
Sponsored Link
目次
喉の痛みに効く大根の成分とは?
大根は、昔から 薬としても使われていた
といわれています。
江戸時代から民間療法に取り入れられ、
東洋医学書などにも記されています。
風邪などで喉の痛みがある時に有効と
されるのが、主に大根の辛味成分です。
イソチオシアネート類の1つとされる
アリルイソチオシアネートという成分
が、細菌などに強い効果を発揮します。
具体的には、血液中にある殺菌作用に
優れた 白血球を活発化させ、人体に害
を及ぼす細菌を殺す力に長けています。
この成分は、わさびやマスタードにも
含まれるもので、無色透明の油状液体
とされています。
つまり、大根おろしにして出た液体だけ
でも十分効果を発揮するということです。
アリルイソチオシアネートの効果は殺菌
作用だけではありません。
消炎鎮痛、抗酸化作用にも優れ、血液を
サラサラにする働きもあります。
大根だけでもビタミン、ミネラルをはじめ、
免疫強化や殺菌、消炎鎮痛など、風邪に効く
成分が非常に豊富です。
喉の痛みを抑え、 咳を止めたり、 痰を切る
という効果も期待できます。
Sponsored Link
喉の痛みには大根とはちみつの併用が有効!
はちみつにも強力な 殺菌作用があるため、
大根との併用が推奨されています。
これは3000年前のはちみつがエジプトの
ピラミッドから発掘され、全く変質して
いなかったことからも証明されています。
主な殺菌成分は2つあります。
1つめはグルコン酸と呼ばれる成分で、
殺菌消毒作用を持っています。
このグルコン酸は、医療現場で傷口や
医療機器の消毒にも使われています。
2つめは、はちみつが空気中の水分を
吸うことで発生する、 過酸化水素と
いう物質です。
過酸化水素とは、薬局でも売っている
オキシドールのことで、医療現場でも
消毒薬として使われています。
この2つの成分があることで、口内炎
の治療にもよく使われていますよね。
大根とはちみつを併用すると、強力な
消炎作用と殺菌作用の両方を得ること
ができます。
また、 口当たりが滑らかになるため、
両者の併用で喉の痛みが一瞬強くなる
のを防ぐ効果もあります。
また、大根を食べただけでは、すぐに
喉を通ってしまいますよね。
粘り気のあるはちみつによって、喉に
とどまって潤してくれるため、効果が
一層期待できます。
夜中に子供の咳が止まらない時は?
喉の痛みに効く大根のはちみつ漬けのレシピ
大根のはちみつ漬けの作り方はとても
簡単なので、レシピをご紹介します。
200gほどの大根をよく洗い、1cm角の
賽の目に切ってビンに入れます。
そこにカップ1杯のはちみつを注ぎます。
蓋をして2、3日冷暗所に置き、大根が
浮いてきたら完成です。
時間がない時は、3~4時間でもエキス
が出てきますよ。
ポイントとしては、秋から冬に採れた
大根を選びましょう。
大根は、皮に近い部分のほうが栄養が
豊富なので、できるだけ皮付きのまま
使います。
飲み方も簡単で、大根から染み出てきた
エキスを水やお湯で割って飲むだけです。
喉の痛みの強さによって、はちみつの 量
を調整しましょう。
痛みがひどいときには、そのまま舐める
だけでも十分です。
また、大根の切り方ですが、1cm角より
細かく切ると、よりエキスが染み出して、
効果も高まるようです。
ただし、その分独特の臭いも強く出ます
ので、子供に飲ませる場合は飲みやすさ
を重視して下さいね。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。