ドライフラワーとプリザードフラワーの違い!メリットの比較!
ドライフラワーは、昔からありましたね。
でも最近は、プリザードフラワーの登場で、
見かける機会も減っているような気がします。
ただ、それぞれの名前を耳にしたことは
あっても、違いがわからないという人も
多いと思います。
メリットとデメリットを比較してみると、
保存期間など、様々なことがわかります。
そこで今回は、ドライフラワーと
プリザードフラワーの違いについて
ご紹介したいと思います。
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目次
ドライフラワーとプリザードフラワーの違いとは?
★ドライフラワーとは?
まずはドライフラワーについてですが、
生花を乾燥させたものを呼んでいます。
乾燥の方法は下記のようなものがあります。
・ハンキング法
風通しの良い場所に花を吊るし、自然乾燥
させる方法。
昔ながらの方法といった感じです。
まとめて吊るさず小分けにした吊るしたり、
葉を取り除いたりすると、色が残りやすく
なります。
・ワイヤリング法
茎を2~3cmだけ残してカットし、代わりに
ワイヤーを入れて茎のように見立て、乾燥
させる方法です。
ワイヤーや茎と同じ色のテープを巻くと、
差が分かりにくくアレンジしやすいです。
・ドライインウォーター法
コップに少量の水を入れ、1~2週間ほど
指しておく方法です。
水を使用して作る方法もあるんですね。
ドライフラワーは徐々に色が落ちていって
しまいますが、アンティークな雰囲気が好き
という方にはぴったりかもしれません。
【メリット】
専用の道具などがいらないので、自宅でも
簡単に作ることができます。
比較的、落ち着いた雰囲気をかもし出して
くれます。
【デメリット】
単純に水分が無くなってしまうため、
花の瑞々しさや柔らかさは失われます。
日持ちが悪く、2~3か月すると色も
失われていきます。
★プリザードフラワーとは?
実は、プリザードフラワーも花を乾燥させ
て作るため、ドライフラワーの一種です。
どちらかというと造花の仲間だと思って
いる人もいますが、こちらも生花を乾燥
させている点では同じです。
ただし、仕上がり自体はかなり違うもの
になります。
簡単にですが、製法について少しご紹介
しておきますね。
・製法
生花に専用の液体を使用して、花を着色
してから乾燥させます。
プリザードフラワーの色は、花そのもの
の色ではありません。
(材料)
・脱色液
・着色液
・蓋つきの透明な容器:2つ
1.生花の茎を2~3cm残してカットする。
2.容器に脱色液を入れ、生花を入れる。花びらをゆすって空気を抜く。
3.蓋をして完全に脱色するまで浸しておく。
4.終わったら取り出し、すぐに着色液に入れ、軽くゆすってから空気を抜いて蓋をする。
5.着色されたら、3で使い終わった脱色液でさっと洗う。
6.ドライヤーか自然乾燥で乾かす。
一般的なドライフラワーとは違い、工程も
長いですね。
生花と変わらない色合いや柔らかさがある
ので、贈り物や結婚式のブーケなどにも
使用されます。
いわれなければ生花だと思われるかも
しれませんね。
水遣りのいらない「枯れない花」として
人気があります。
購入するイメージが強いと思いますが、
自宅で作ることもできます。
【メリット】
しっかり保存すれば、1~2年は仕上がり
の状態をキープすることができます。
クリアボックスなどに入れておくと、
5~8年は持つといわれています。
花を一度脱色してから着色するため、
本物の色よりも濃くしたり、本来は
存在しない色に染めることもできます。
【デメリット】
専用の着色料などが必要になるので、
作るとなると費用が掛かります。
もちろん手間も掛かります。
購入する場合も、お値段的に安いとは
いえません。
家で簡単に楽しむのならドライフラワー、
特別な花を保存したい時や購入する際は
プリザードフラワーにすると良いですね。
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