寝起きの頭痛の原因!前頭部・後頭部・こめかみ・目の奥の痛み!
頭痛を感じることは
ありませんか。
目覚めた瞬間から痛みを感じるという人
も多く、なんとも不快な症状です。
日々、ストレスとの闘いという時代なので、
1日の始まりくらい、スッキリ目覚めたい
ですね。
頭痛は、起こる場所によって原因と対処法
が異なりますので、解消法も違ってきます。
また、脳梗塞やくも膜下出血などのサイン
の場合もあるため、気を付けたいですね。
そこで今回は、寝起きの頭痛の原因について
ご紹介します。
Sponsored Link
目次
寝起きの頭痛の原因・前頭部や後頭部の場合は?
前頭部や後頭部の痛みは、 偏頭痛による
ものが多いです。
左右どちらかの痛みとして認識している
人も多いですが、頭部の前後にも現れる、
なんとも厄介な痛みです。
女性が発症することが多く、朝の寝起き
と同時に襲ってくることもあります。
原因は脳の血管が拡張することで炎症を
起こし、感覚神経を刺激することにあり
ます。
脳の血管が拡張する原因として・・・
・血管拡張作用のあるポリフェノールを含むチョコレートや赤ワイン、かんきつ類の過剰摂取
・平日と休日で睡眠時間が異なる
・生理中
・空腹
などが挙げられます。
通常、朝は血管が収縮して、血圧の上昇
が見られますが、生活スタイルのちょっと
した変化でも、血管が逆に拡張します。
つまり、寝起きに頭の片方だけに頭痛が
現れたり、前頭部、後頭部にも痛み現れる
ようであれば、 体内のリズムが少し狂って
いるのかもしれません。
できるだけ睡眠の質を上げ、体内リズム
を安定させると解消へ向かいます。
また、コーヒーなどに含まれるカフェイン
には、血管の収縮効果があるため、適度に
摂取するのも良いでしょう。
もともと偏頭痛は、一次性頭痛の中でも
痛みが強いのが特徴です。
続いている間は、 吐き気が止まらない場合
も多く、普段は光や臭いなどの刺激などが
きっかけで急に襲ってきます。
頭痛外来などの医師と相談の上、予防薬
などの処方も必要になります。
その他、前頭部の重い痛みは 慢性副鼻腔炎
(蓄膿症)が原因という場合もあります。
後頭部では、血圧が異常に高い時などに
鈍痛を感じることも多いです。
同じ部位に現れても、痛みの強さや他の
症状などにより、別の異常が隠れている
場合もあるため、注意が必要です。
昼寝後の頭痛・吐き気・めまいの原因と治療!
寝起きの頭痛の原因・目の奥に痛みがある場合は?
目の奥に耐えがたい痛みがある場合は、
群発頭痛の可能性が高くなります。
通常、片方の目の奥をキリでえぐられる
ような痛みが、2週間~2か月程度群発
します。
ある程度、痛みの周期がありますが、朝
の寝起きに襲ってきても不思議ではあり
ません。
特に、春や秋など季節の変わり目に起こり
やすいといわれています。
目の充血や鼻水などを伴うことも多いです。
こちらは男性に多い頭痛で、女性の4~5倍
の発症率とされています。
原因ははっきり解明されておらず、頭部の
血管の拡張が関わっていると考えられます。
偏頭痛よりもさらに痛みが強いともいわれ、
放置することはできない病気です。
お酒を飲むと 発作が現れるため、群発期に
入ったらアルコールは避けるべきです。
他にもタバコや気圧の変化などが原因に
なるのではないかといわれています。
専門医に相談すれば、純酸素吸入法を行い、
薬も処方してもらえますので、決して我慢
せずに病院へ行きましょう。
その他、目の奥の痛みといえば、眼精疲労
が解消できていない時に、朝現れることも
あります。
目の神経と頭痛を引き起こす神経は非常に
近いため、併せて注意が必要です。
こちらは、長時間のパソコン作業などで、
自覚があると思いますので、眼科を受診
すると良いですね。
目の奥の痛みの原因・眼精疲労や群発頭痛、三叉神経痛、脳腫瘍も!
寝起きの頭痛の原因・こめかみに痛みがある場合は?
こめかみの辺りに、頭を締め付けるような
痛みがあるときは、 緊張型頭痛の可能性が
高いです。
日本人のほとんどが一度は経験するような
ポピュラーな頭痛で、なんとなくズルズル
と長期間続く場合も多いです。
もちろん、頭全体が痛むことも多く、主な
原因は、首や肩の凝りにあります。
乳酸が溜まり、血流量も不足しがちなので
寝ている間に セロトニンというホルモンを
分泌し、血管の収縮がさらに強くなるよう
です。
他にも精神的ストレス、寝ている間の食い
しばり、顎関節症、枕が合っていないなど、
様々な原因が考えられます。
解消するには、まず首や肩の筋肉をほぐす
ために下記のようなことを実践します。
・ストレスをためないように発散法を見つける
・長時間のパソコン作業などでは、必ず休憩をはさむ。
・マッサージをして凝りをほぐす
・首と背中の境目をドライヤーなどで温める(火傷に注意)
・体に合った枕や寝具を用意する
・顎関節症など、他の病気の治療を行う
頭痛がなくても、寝起きに肩や首に凝りを
感じると、1日のスタートとして不快です。
ぜひ、普段の生活に上記の解消法を
取り入れてみて下さい。
また、頭部の異常は、もっと重大な病気が
隠れていることも否定できません。
今まで感じたことのないような激しい痛み
があったり、軽い痛みでも、他に何らかの
症状が伴う場合は、軽視しないで下さい。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。